子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

セシウムによる肉牛汚染について

読売 北海道の稲わら、規制値超のセシウム
朝日 セシウムわら、新たに4道県で使用 出荷牛1600頭超
東京新聞 給食に餌汚染肉 船橋の3小学校でも
毎日 セシウム汚染牛:岩手、栃木、秋田、宮城産からも検出

毎日 セシウム汚染:疑いの牛出荷流通、1349頭に
毎日 セシウム汚染:給食で牛肉使われる 千葉・習志野の小学校
「農と島のありんくりん」 茨城の営農者 濱田さんのブログ
政府はセシウム汚染藁を焼却・堆肥混入する指示をやめろ! 国が責任を持ってセシウム藁を回収し、処分しろ!


7/19 さらに追記が多くなれば別の記事として分離する予定です。
読売 セシウム汚染牛、千葉の7市町で新たに流通確認
日刊スポーツ セシウム汚染の牛「岩手県産」で流通も
神戸新聞 原発事故後に仕入れ急増 西宮食肉センター
福島民報 稲わら260束納入 国、県から注意喚起なく 白河の農家団体
朝日 えさ汚染、避難の牛9300頭も調査へ
朝日 えさ汚染牛、計648頭に 山形・新潟でも見つかる
産経 稲わら管理通知 農家に浸透せず
産経 稲わらは放射線検査対象外 農水省甘い見通し


セシウムによる肉牛の汚染については周知の通りですが、範囲は拡大する一方のようです。東電、政府は工程表の第一ステップの「完了」を大々的に宣伝する目算が狂って大打撃を受けたと思います。

毎日 セシウム汚染牛:福島県内から新たに84頭を5都県に出荷
毎日 セシウム汚染牛:牛以外も調査 副厚労相
読売 セシウム疑い牛、福島・宮城の全畜産農家調査へ

まだ全容が明らかではないのですが要点を少し整理しました。
一点目に農水省の見解ですが 稲わらの利用に関する指導等についてを読むと農水省は育牛や飼料などの基本的な知識がないことがわかります。
つまり昨年秋に収穫された稲藁は「とっくに消費されたか、屋内に保管されている」と信じ切っていて、牧草の暫定基準は設けたが稲藁については全く考慮していなかったことです。

最初に東京都で検出された南相馬の牛の飼料を生産していた白河市の生産組合が水田に置かれていた稲藁を収拾したのが3月15日から20日にかけてという最悪の時期だったという事です。この時期に膨大な放射性物質が放出され地表に落下(フォールアウト)した事は後になってSPEEDIなどのデーターが公開されてからある程度知られたにすぎません。

海外情報などから危険を察知した若いお母さん達が周囲の非難や嘲笑を払いのけて子どもを連れて自主避難したのもこの頃だというのは以前の記事で書きました。決して農家の「無知」を笑うことは出来ないと思います。
稲藁が基準値を超えるような汚染を起こす放射性降下物が降り注いだ地域に人間が住んでいることすら知らされなかった、政府が連発した「ただちに影響ない」の「ただちに」はわずか3ヶ月程度の期間だったという事です。

あと、思い出していただきたいのは南相馬の桜井市長がyoutubeから「餓死者が出る」とまで窮状を世界に訴えた事実です。交通インフラは寸断され人間が生きていくことすら困難な状況で、家畜の飼料が底をついていたのは容易に理解できます。
写真はいわき市川前町荻地区の用水路に突然貼られていた文科省の測定マーカー
文科省マーカー
木村真三さんがいわき市川前町周辺の測定を自費で行っていることはETV特集の続編でも放送されていましたが
「現代ビジネス」に関連記事がありました。文科省は広範囲にモニタリングを行っていますが現地の住民には依然として何の説明も行っていない様です。
上記のポイントでの文科省のデーターでは空間線量2.6μSv/hですが、木村さんが近隣の牧草地で、牧草をまとめたロールの表面線量を測ると、毎時19・99μSv/hまで測定できる線量計が振り切れてしまったそうです。この記事は汚染牛の検出以前に書かれたものですが、典型的な縦割り行政では潜在的なリスクに対してザルで水をすくうほどの効果しかないのではと危惧します。

二点目は「スクーリニング(表面汚染検査)で牛の内部被曝がわかる」と非科学的で無意味な検査を指示した農水省、そしてそれにお墨付きを与えた原子力安全委員会や自称専門家の方たちの責任です。

三点目は、原発の交付金や補助金に頼らず、農業の自立を目指して輸入飼料でなく有機の稲藁をと食の安全に取り組んできた営農者が最も過酷な運命を担わされたという不条理としか言いようのない現実です。このことは消費者サイドで同様な試みを続けてきた生協運動を大きく揺さぶることになるだろうと推測していますがテーマが大きすぎるので別の記事でまとめる予定です。

参考:
院長の独り言
セシウム牛は要全面マスク域で飼育中だった・・

森住卓のフォトブログ
飯舘村から 乳牛最後の競り(本宮市)

茨城で農業を営んでいる濱田さんのブログ 農と島のありんくりん
私たちには自分で自分の安全・安心を確保するしか残された道はないのです
このセシウム牛事件は国に見捨てられた農家の落ち込んだ陥穽だと私は思います





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