子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

『チェルノブイリ大惨事、人と環境に与える影響』

『チェルノブイリ大惨事、人と環境に与える影響』は岩波書店から出版されることが決定したようです。

追記:久保田先生から『チェルノブイリ大惨事、人と環境に与える影響』についてメールを戴きました。著者の一人であるワシリー・ネステレンコさんは2008年にお亡くなりになっており、その甥にあたるアレクセイ・ネステレンコさんが現在ベルラドの放射線安全研究所の所長をされているそうです。久保田先生は御高齢ですが9月にもベルラドを訪問される予定で、ビタペクト(ベクチン錠剤)の輸入と国産化のために奔走されています。「日立市はチェチェルスクと同等の汚染地域になった」と書かれていますが御健勝をお祈りいたします。(長谷川弘美)


チェルノブイリ7月2日の講演会で崎山先生も触れていましたがヤブロコフ博士らのレポートをニューヨーク科学アカデミーが英訳した『チェルノブイリ大惨事、人と環境に与える影響(チェルノブイリ事故が住民にと環境に与えた結果)』は今後チェルノブイリ(そして福島)を語る上で触れずにすませる事はありえないと言える内容だと思います。

ちなみにこの本はインターネット上からダウンロード可能です(PDF 4.4MB)当然英文ですが図表を見るだけでも価値があります。

この本の翻訳については星川淳氏によるチェルノブイリ被害実態レポート翻訳プロジェクトをご覧ください。以前の記事で紹介した茨城大学名誉教授の久保田先生も独自に翻訳を進めておられるようです。(中村隆市氏による15章の仮訳についてはこちらを参照してください)

あとこの本の概要を公開している方がいるので紹介します。この方はMHI(三菱重工)の技術コンサルタントを務めたことのある「インサイダー」で匿名?で東電福島第一原発事故について「福島原発メルトダウン」という詳細な技術的な論考を公開されています。個人的には最も信頼できる情報源の一つですが、非常に難解でメモと電卓を手元に置いて読み通すのに3日くらいかかりました。というわけで興味のある方限定になりますが、よろしければお読みになってください。(同サイトにある「福島の放射能汚染」も非常に参考になります。

ヤブロコフ博士の福島原発事故へのコメント 共同通信英語版の論説記事翻訳:チェルノブイリ専門家、「過小評価ではなく影響を最小化する対策を」アレクセイ・ヤブロコフも翻訳、公開されています。

以下のビデオはニューヨーク州立大学のカール・グロスマンが英訳者であるジャネット・ジェルマン博士にインタビューした映像です。以前紹介したゴメリ医大のユーリー・バンダジェフスキー博士もクリップに登場します。


参考:
被災者救援活動の諸問題とロシアの現状 アラ・ヤロシンスカヤ
チェルノブイリ原発事故の「死者の数」と想像力 京都大学原子炉実験所 今中哲二
チェルノブイリ取材した高世氏 「原発事故、気の遠くなるコスト払う覚悟必要」


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