子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

個人レベルでの放射線測定(その1)

以前アナウンスした朝倉船橋市議主催の箕輪はるかさん(慈恵医大)の講演会に参加しました。講演の内容は文書化されて公開されるとのことですので、ここでは触れませんが測定器についてはいくつか質問して回答をいただきました。

崎山先生の講演会の時も線量計についての質問がありましたのでその事もふくめ、個人レベルでの放射線測定(線量計)についてまとめて見ました。
(下図は3月15日の東京の大気中の放射線の分析結果(京都大学原子炉実験所)で縦軸は頻度(濃度)、横軸はエネルギーです)
スペクトル

線量計の測定原理について
●大部分の個人もちの線量計検出部はGM(ガイガーミュラー)管で、高価なものには半導体を用いたものがある。
●いずれも検出部のサイズが大きいほうが感度(応答性)が良い。
●どちらも放射線の個数を数え核種はCS-137と仮定して個数Xエネルギーで線量率を表示している。
●逆にシンチレーション式も含め核種(の割合)などは判らない。(上図のようなスペクトル分析が必要)
●単位時間(10~30秒)の個数を数え1時間の個数に換算して表示を更新している。
●感度(応答性)の低い線量計ほど測定時間は長く取る必要がある。
●半導体検出部を持つ線量計は同時にエネルギーを計れるものがあり精度が高いが高価(シンチレーション式)
●半導体検出部を持つ線量計でも個数だけを数えるものは比較的安価
●GM菅を検出部にもつ個人線量計の中には1mSv程度の高線量でないと反応しないものがある。

地表部の測定について
●「ガンマ線しか検出しない」と表示している装置、GM菅がシールドされている線量計の表示はガンマ線だけ。
●他の影響を疑う(異常に高い数値)ならアルミ板の上に載せて再測定してみる。
●エネルギーの小さい電磁波の影響は少ない。

箕輪さんのお話でも「安価なガイガーカウンターで数値の高い箇所はシンチレーション検出器を使用したサーベイメーターでも線量は高い」とのことでした。
あと、線量計は外部から放射線を受けなくても内部の部品(はんだ)などから発生する放射線を検知して「表示がゼロにならない」ものがあるので、トンネル(地下鉄)など宇宙線の影響の少ないところで鉛でシールして数値を見ると「その線量計のゼロ点がわかる」とのことでした。(youtudeに映像がありました。ここまでしなくてもプラケースにホームセンターで売っている鉛シートを貼り付けても作れそうです。)

その装置の「ゼロ点」がわかれば表示値を他の測定器と比較するときに参考になります。また絶対値は?でも、例えば芝生で0.3μSv/h、1m離れたアスファルト上で0.1μSv/hなら差の0.2は十分有意味なデーターだと思います。

内容について保証するわけではありませんが「放射線測定器の種類と一覧」を紹介しているWebがありますので参考にしてください。



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