子どもを放射能からまもる会in千葉
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HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(28)神栖、行方、鉾田3公園

しらベルの「どんぐりマッププロジェクト」と連動して茨城県南部で公園をHSFで測定しながらどんぐりを採取しました。測定(採取箇所)を下図に示します。
ibaragi_s.jpg
HSF測定条件はこれまでと同様、検出器高さ50cmで連続歩行したデーターの5秒毎の平均値をマップのマーカー位置に表示しています。
4公園(白浜少年自然の家は2014年測定)のデーターを1つのKMZファイルにまとめました。
2015年11月16日_茨城県南部4公園.kmz


1)神栖市港公園
minato_pk.jpg
GFT版の神栖公園マップは以下のリンクから参照できます。
HSFによる茨城県神栖市港公園の放射線量マップ
展望タワー周辺で一部0.1μSv/hを超えますが、全体に0.05前後と低線量です。

港公園の展望タワー、神栖市は鹿島臨海工業地帯からの税収が豊かなためか、公園内もスキなく整備されています
IMG_2601.jpg
マテバシイは常緑で大気汚染に強い?ためか防風、防火用に多数植樹されているようで足の踏み場もないほど大量に落果していました。
IMG_2599.jpg
どんぐりの測定結果は合算で12Bq/kgでした。どんぐりのセシウムの移行については定かではありませんが、根(土壌)から吸収したというより樹皮、枝葉に付着した2011年3月の放射性プルームが主たる原因ではないかと考えています。(現在0.1μSv/h前後の地域では周辺線量とどんぐりの放射能濃度の傾向は必ずしも一致するとは限りません)

2)行方市羽黒山公園
haguroyama.jpg
GFT版の羽黒山公園マップは以下のリンクから参照できます。
HSFによる茨城県行方市羽黒山公園の放射線量マップ
園内の線量は前記の港公園よりやや高めですが、ほぼ全域が0.1μSv/h(50cm)以下です。

霞ヶ浦東岸の丘陵(麻生城址)をそのまま公園として利用しているためか植生は自然林に近く、マテバシイなどは集めるほど見つかりませんでしたが下写真の西面斜面下で大量のスダジイを採取できました。
IMG_2944.jpg
採取したどんぐり
IMG_2962.jpg  
どんぐりの放射能濃度はCs137のみ検出で6Bq/kg、1桁台というのは正直意外な結果です。

3)行方市白浜少年自然の家
sirahama.jpg
GFT版の茨城県立白浜少年自然の家マップは以下のリンクから参照できます。
HSFによる茨城県県立白浜少年自然の家の放射線量マップ

白浜少年自然の家は2014年6月に「子どもの未来を守ろう@うしく」のお母さんたちがの依頼でお子さんたちが校外授業で宿泊する自然の家と霞ヶ浦湖畔のウォーキングラリーコースを測定しています。年度は違いますが、港公園、羽黒山公園と比較してベースは高めで、一部強い濃縮箇所も散見されました。
HSFによる茨城県白浜少年自然の家の放射線量測定

キャンプ場付近、採取時期のためかスダジイ以外のどんぐりは割れ、虫食いなど状態の良い物がありませんでした。
IMG_2937.jpg
採取したどんぐり(スダジイ)
茨城県少年自然の家
どんぐりの測定結果はCs合算で16Bq/kgでした。
donguri_sirahama.jpg


4)鉾田市鹿島灘海浜公園
kashimanada00.jpg
HSFによる鹿島灘海浜公園の放射線量マップ(GFT版)

大きい地図で HSFによる鹿島灘海浜公園の放射線量マップを見る

事前に@Yousuke-tokumeiさんから「松林はあるが、どんぐりは.....」と情報をいただきましたが、その通りどんぐりを見つける事は出来ませんでした。箱モノ感ただよう広大な公園で測定した範囲はさわり程度ですが、線量は芝生広場、松林周辺は0.1μSv/hを下回らず白浜少年自然の家と同様にベースは高めです。
GoogleMapで判りますが、海岸側の松林が何らかの理由で消失し現在も植樹-回復している最中で、おそらく地表が撹拌されたことにより該当箇所については有意に線量が低下しています。

売り物のボードウォーク 樹冠付近の線量は地上と大差ありませんでした。(北方向 大洗方面を見る)
IMG_2867_2015120218423184f.jpg
同じくボードウォーク上 51号線(芝生広場)側 西方向、奥に植林されている斜面が見えます。
IMG_2874.jpg
海を背に西側斜面を見る。斜面上が芝生広場、広範囲の松林が消失したことが判ります。
IMG_2870_20151202184228070.jpg
鹿島灘海浜公園は調査が遅きに失した感もありますが、隣接する大竹海岸については2013年に測定しています。
HSFによる鉾田市周辺の放射線量調査(2) 旧大洋村周辺

当時車載測定(高さ1m)のみですが松林周辺で0.13~0.17μSv/h程度の線量で、鹿島灘海浜公園の現在の数値から考えて、恐らく同等の数値だったろうと思われます。
IMG_2870_20151202184228070.jpg
松林の消失については一部火災説もありますが、以下のサイトでは全く記述がないなど、はっきりしません。
被災地は今 茨城県南部(神栖市、鹿嶋市、鉾田市)2012年6月14日(木)
被災地は今 茨城県南部 2013年2月9日(土) 線量測定②


〈関連記事〉
HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(27)大洗県立児童センターこどもの城周辺の再測定
HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(9)鹿嶋市 潮騒はまなす公園
HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(1) 稲敷市和田公園(霞ヶ浦)
HSFによる鉾田市周辺の放射線量調査(2) 旧大洋村周辺
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