子どもを放射能からまもる会in千葉
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HSFによる柏市大津川河口(手賀沼)周辺の放射線量マップ(1)

これまでHSFで手賀沼周辺の大堀川河口のふるさと公園などを調査してきましたが、今回は柏市(旧沼南町)大津川河口(手賀沼)周辺の放射線量を測定しました。以下の「放射線量等分布拡大表示サイト」の図版(平性年9月18日換算のセシウム合計沈着量)に今回の調査範囲を示します。
Rmap_ohtsugawa3.jpg
大津川は鎌ヶ谷市周辺を最上流とする約12kmの1級河川ですが、中流域は6万~10万Bq/m2の高い領域(大津ケ丘、増尾)を通過することが判ります。千葉県(環境省)のモニタリング調査の最新データーによると大津川口付近の底質は現時点で2000~4000Bq/kg程度のようです。
千葉県HP 海水、砂浜、河川等に係る放射性物質調査について
千葉県HP 手賀沼・印旛沼流域における水質・底質の放射性物質モニタリング調査結果(1回目)(平成27年8月28日発表)

大津川は手賀沼に接続する河川で流量が最大のようですが、先日の台風18号による増水で水位がかなり上がったようです。
9月10日10:00頃の大津川河口付近
teganuma_TW.jpg
調査当日の大堀川、河川敷は冠水していませんが通常よりは水位が高いかもしれません。
IMG_0047.jpg
今回調査範囲の全体図
ohtsugawa-nn.jpg
マップの数値は地表50cmの放射線量を歩行しながら連続して記録し、その5秒間の移動平均値をマーカー位置に表示したものです。(連続測定の他に任意のポイントで静止し5cm、50cm、100cmでの15秒間の平均値も測定しています。)
GoogleEarth表示用のKMZファイルとWebブラウザでマップを参照するためのGFT版マップを作成しました

2015年09月22日_柏市大津川河口(手賀沼).kmz

HSFによる柏市大津川河口(手賀沼)の放射線量マップ(GFT版)

大きな地図でHSFによる柏市大津川河口(手賀沼)の放射線量マップを見る

また、静止して5cm、50cm、100cm高さでの15秒間の平均値をまとめたマップも作成しました。(フレーム右上の□アイコンをクリックすると拡大表示します)



①大津川河口(ヒドリ橋付近)

ohtsugawa_01.jpg
ヒドリ橋周辺の水辺で右岸、左岸とも局所的に0.2μSv/h(50cm)を超えるポイントが確認されました。
IMG_0041.jpg
同箇所HSF画面キャプチャー 5cm:0.22μSv/h 50cm:0.20μSv/h 100cm:0.17μSv/h
 20150922_114334.jpg

河口(左岸先端) 写真奥がヒドリ橋
IMG_0059.jpg
密集したヨシの根本を踏んで歩がないと足が沈み込む湿地です。
同箇所HSF画面キャプチャー 5cm:0.13μSv/h 50cm:0.10μSv/h 100cm:0.08μSv/h
20150922_122543.jpg

②ヒドリ橋脇手賀沼駐車場周辺
ohtsugawa_04.jpg
こちらはいくつか人工物との境界で雨水によるマイクロスポットを検出しました。
・車道境界 5cm:0.62μSv/h 50cm:0.26μSv/h 100cm:0.19μSv/h
 IMG_0063.jpg
同箇所遠景
IMG_0065.jpg
駐車場斜面下堆積土 5cm:0.42μSv/h 50cm:0.22μSv/h 100cm:0.16μSv/h
 IMG_0066.jpg
同箇所遠景
IMG_0067.jpg

③大津川下流域(1)
ohtsugawa_02A.jpg
堰堤を歩行しながら踏み跡のある箇所で水辺に降りましたが、草が密集して縦断するのは困難です。斜面を下ると線量がやや上昇しますが水辺直近は低いようです。(画像右が上流側)
左岸側は無舗装ですが路面上は0.1μSv/h前後で右岸と線量率の大きな差異はありません。
IMG_0058.jpg

②大津川下流域(2) 二子橋付近
ohtsugawa_03A.jpg  
周囲を切り開いて釣り場として整備してありますが私有地?ではないようです。
IMG_0050.jpg
同箇所 HSF画面キャプチャー 5cm:0.20μSv/h 50cm:0.19μSv/h 100cm:0.14μSv/h
20150922_120428.jpg

台風18号以前のデーターとの比較が出来ませんが、現状では大堀川や松戸市国分川と比較して河川敷周辺での放射性降下物の著しい沈着は確認できませんでした。次回は大津ケ丘、増尾など住宅地に接した中流域を調査する予定です。

なお原発事故当時大津川近隣の戸張地区にお住いだった猫山さんの測定記録は当時の清水公園や都内の線量などと比較されていて大変参考になります。
猫山家の例。柏市からの移住。放射能から退避。


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