子どもを放射能からまもる会in千葉
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HSFによる三郷市周辺の放射線量マップ(6)三郷駅周辺

武蔵野線三郷駅周辺は2014年10月に江戸川河川敷、早稲田公園を測定していますが、今回はtkimura6502さんの2012年2月の測定箇所の経時変化を確認するため、当時のルートを出来るだけトレースしました。
下図は2012年2月のデーターから0.25μSv/h(1m)以上のポイントを抽出したもので、江戸川堰堤に沿って0.3μSv/hを超える範囲が連続しかなりの汚染状況であったのが判ります。
misato_2012-2.jpg
2012年2月の全データーについては前回記事のGFT版マップをご参照下さい。

下図は今回の三郷駅周辺の測定ルート、堰堤下の高線量バンドもおおむね1/2以下に低下しているものの0.2μSv/h(50cm)以上のポイントが点在しています。
misato_0800.jpg
武蔵野線側から見た同箇所、現在も堰堤の最下段に強い濃縮が確認されますが、2012年2月当時は斜面全体から強い輻射があったと推定されます。
misato_8.jpg
(画像はGoogleStreetViewから借用しました)

めじろ公園のマップ拡大図
めじろ公園は「守る会・みさと(SCR)」の2011年8月の測定で公園中央で0.28μSv/h、鉄棒付近の地表で1μSv/h超えの記録が残っています。
M007_mejiro.jpg
下写真は現在のめじろ公園、除染用の山砂が敷き詰められていました。
IMG_1752.jpg

三郷駅北口JR敷地フェンス前

misato_07a.jpg  
部分的に線量の上昇が認められたので静止して平均値を測定しました。
5cm:0.47μSv/h 50cm:0.24μSv/h 100cm:0.18μSv/h
20150527_133742.jpg
同箇所遠景 下写真の赤丸の堆積土が線源と推定。
IMG_1750.jpg


まとめ

以下は原発事故直後の2011年6月に山内知也/神戸大大学院教授と放射能から子ども達を守ろう・みさとが測定した三郷市内の放射線量(高さ1m)です。
misato_2011-06-19map.jpg
当時の記録のうち、現時点で公園は除染され、学校内は立入りが出来ないので比較のためには非常に貴重なデーターです。

・線量分布は南北方向に大きな偏差はなく、江戸川に平行に東西方向で濃度差がある事は今回の一連の測定でも確認できました。
・三郷市東部は原発事故直後に(現時点の数値から逆算して)2000Bq/kg前後の土壌汚染を生じさせる放射性物質の降下があったと推定されます。
・Cs134の物理的半減により周辺線量は事故直後の1/2程度に低下していますが、放射性降下物の事後的な濃縮によりマイクロスポットが遍在していました。
・江戸川河川敷周辺以外の大場川(自然護岸)、調整池周辺での強い濃縮による線量上昇は確認されませんでした。


 (関連記事)
HSFによる三郷市周辺の放射線量マップ(5)新三郷駅周辺
HSFによる三郷市周辺の放射線量マップ(4)第二大場川―中川―戸ヶ崎みなみ公園
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