子どもを放射能からまもる会in千葉
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HSFによる三郷市周辺の放射線量マップ(3)三郷市街地(三郷放水路-栄調節池-におどり公園)

前回の江戸川河川敷に引き続き三郷市市街地(つくばEX三郷中央駅)のHSF歩行測定結果です。
全体の行程を下図のように分割してGoogleEarthの出力画像を拡大して表示しています。
河川敷ほどではありませんが原発事故後4年経過しても公園、市街地で0.1μSv/h(50㎝)を下回る範囲はさほど広くないようです。
三郷市放射能対策室
除染前の三郷市内の放射線量マップ(平成23年9月~11月頃)
misato_central.jpg
①におどり公園―三郷中央駅 画像をクリックすると拡大します
misato_c_01.jpg

②堺調節池(多目的広場)と三郷中央4号公園(右側) 画像をクリックすると拡大します
misato_c_02.jpg
測定条件は全て検出器高さ50cmの連続歩行、5秒毎の平均をマーカー位置に表示しています。

HSFによる三郷中央駅周辺の放射線量マップ(GFT版)

大きい地図で三郷中央駅周辺の放射線量マップを見る

1)におどり公園

除染の結果?草地の線量は0.1μSv/h前後となっていますが、一部強い濃縮によるマイクロスポットが確認されました。なお、三郷中央駅周辺の道路で0.2μSv/hを超えるポイントは植栽に集積した放射性降下物の影響だろうと推定しています。
niodori_02.jpg
下図の赤線で示した範囲で線量が上昇しているのは水色の線で示した雨水の流れにより放射性降下物が敷石と草地との境界で捕捉された為と思われます。
IMG_1600.jpg
敷石の自然放射能の影響を確認するため、検出器を直置きしてスペクトルを確認しました。(上写真白丸内が検出器
直置き:0.41Sv/h 50㎝:0.30μSv/h 100㎝:0.22μSv/h
20150509_142854.jpg
同箇所のスペクトル拡大図(片対数表示)
niodori_spectra.jpg
縁石の花崗岩の影響かIMeV以上の帯域がざわついていますが周辺線量への寄与はそれほど強くないようです。

2)栄調節池多目的広場

IMG_1587.jpg
調節池内部への立ち入りできませんが、周辺を測定した結果では(水面とはかなりの高低差がありますが)それほど線量が高くなさそうです。
舗装境界には濃縮が認められますが広場自体は除染?の効果か直置きで0.1μSv/hを切っています。
直置き:0.08Sv/h 50㎝:0.07μSv/h 100㎝:0.07μSv/h
20150509_135115.jpg

3)三郷中央4号公園
三郷中央4号公園は榮調節池と第二大場川を挟んで東側にあります。
IMG_1590.jpg
におどり公園より範囲は狭いものの同様な舗装-草地境界での濃縮が認められました。
4th_pk.jpg
5㎝:0.35μSv/h 50㎝:0.23μSv/h 100㎝:0.17μSv/h
IMG_1588.jpg
草地自体の線量も栄調節池より高めですが原因はよく判りません。
20150509_133305.jpg

4)三郷放水路
側道
下写真右側が放水路側道、放水路は人工護岸で水辺には降りられません(写真奥は外環自動車道)
IMG_1584.jpg
③三郷放水路側道 画像をクリックすると拡大します
misato_c_03.jpg
水辺でもさほど線量が下がらないのは周辺の植栽の影響を受けている為かもしれません。
直置き:0.22Sv/h 50㎝:0.16μSv/h 100㎝:0.12μSv/h
20150509_125255.jpg

5)大場川沿道
当日は結構水位が上がっていましたが、このくらいは普通なのでしょうか?
IMG_1581.jpg
④大場川沿道 画像をクリックすると拡大します
misato_c_04.jpg
ベースラインも高めですが局所的に線量が上がる(0.2μSv/h前後)のは堆積土の影響ではないかと思います。
IMG_1579.jpg

最後に各ポイントで測定した300秒間のスペクトルを比較できるようにまとめました。
misato_spectra.jpg

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