子どもを放射能からまもる会in千葉
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HSFによる三郷市周辺の放射線量マップ(1)葛飾区東金町運動場(水元公園)

三郷市については以前みさと公園、三郷駅(江戸川運動公園)をHSFで測定していますが、今後不定期で三郷市周辺を継続して測定し結果を公開していく予定です。
今回対象としたのは三郷市南限に接する葛飾区東金町運動場(水元公園東金町八地区)です。
東金町運動場(水元公園)の位置を下図(「放射線量等分布マップ拡大サイト」平成23年09月18日時点のセシウム合算値に換算)に示します。
mizumoto-katsushika00.jpg
上図から東金町運動場は土壌放射能濃度が6万~10万Bq/平米と近隣のみさと公園や松戸市より高い特異点である事がわかります。

測定範囲は運動場とそれに接する江戸川河川敷の一部ですが、下図の様に分割してGoogleEarthのキャプチャー画像を表示しています。
mizumoto_NN1.jpg
①公園北側-西 画像をクリックすると拡大します
kanamachi_01a-W.jpg
①公園北側-東 画像をクリックすると拡大します
kanamachi_01-E.jpg
②公園南側(駐車場、修景池、野球場) 画像をクリックすると拡大します
kanamachi_02a.jpg
③江戸川河川敷 画像をクリックすると拡大します
kanamachi_03a.jpg
測定条件は検出器の高さを地上50cmで固定、歩行連続で得られたデーターの5秒ごとの平均値を表示しています。

運動場と河川敷のデーターをまとめたGoogleEarth用kmzファイルは以下のリンクからダウンロードできます。
2015年04月19日_葛飾区東金町運動場(水元公園).kmz

ウエブブラウザで直接マップを閲覧する場合は以下のFusionTables版を拡大してご覧下さい。(フレーム下のリンクをクリックすると拡大します)
HSFによる葛飾区東金町運動場(水元公園)の放射線量マップ(GFT版)

大きな地図でHSFによる葛飾区東金町運動公園(水元公園)の放射線量マップを見る

場内のほぼ全域の平均的な線量は0.15μSv/h(50cm)前後で先日調査した千葉市花島公園の倍程度あり、0.2μSv/hを超えるポイントも点在しています。そうしたスポットは舗装歩道と草地の境界、斜面下の堆積土などに見受けられ、地表部分では0.3~0.8μSv/hなど強い濃縮が認められました。
江戸川河川敷も上記と同等ですが、特に荒川、江戸川など他の河川敷にもあったコンクリート法面下のスポットが確認されました。

1)北側入口舗装歩道
CIMG2871.jpg
舗装歩道に沿って0.2μSv/hを超える範囲が連続しています。
katsushika_N0.png
測定ポイント
1482a.jpg
同箇所HSF画面キャプチャー
5cm:0.84μSv/h 50cm:0.30μSv/h  100cm:0.20μSv/h
20150419_094557.jpg  

2)サッカー場雨水桝周辺
katsushika_N2.png
局所的な濃縮と言っても周辺のベースライン自体が高めです。
1480a.jpg
同箇所 5cm:0.51μSv/h   50cm:0.24μSv/h  100cm:0.16μSv/h
1480_20150421081548ac0.jpg

3)芝部広場歩道脇(水元公園)
katsushika_N1.png
 5cm:0.51μSv/h    (50cm:0.18μSv/h  100cm:0.16μSv/h)
20150419_093105.jpg
三郷市(第一製パン)側との境界には濠?がありますが柵の直前は草地より線量は低いようです。
1499.jpg

4)修景池周辺堆積土
CIMG2878.jpg
同箇所HSF画面キャプチャ
5cm:0.46μSv/h  50cm:0.24μSv/h  100cm:0.16μSv/h
20150419_101355.jpg

5)江戸川河川敷コンクリート法面下
katsushika_N3.png
同箇所 5cm:0.94μSv/h   50cm:0.50μSv/h  100cm:0.40μSv/h
1484.jpg

6)江戸川河川敷斜路終端

1490a.jpg
同箇所 5cm:1.14μSv/h   50cm:0.40μSv/h  100cm:0.26μSv/h
20150419_104218.jpg

7)芝生広場のγ線スペクトル
芝生広場の平坦な箇所にHSFの検出器を直置きし300秒間の平均値とスペクトルを測定しました。
IMG_1493.jpg
HSF画面キャプチャ 直置き:0.16μSv/h 50cm:0.14μSv/h 100cm:0.13μSv/h
20150419_110508.jpg
同箇所のγ線スペクトル
mizumoto_Spectra.jpg
自然核種(K40) の影響は小さく周辺線量に対する放射性セシウムの影響が支配的だとわかります。

東金町運動場については今中哲二氏(京都大学原子炉実験所)らが2013年3月23日に多目的広場周辺、および水元公園から土壌を採取し放射能濃度を測定した結果があります。

東京都葛飾区周辺での放射能汚染測定報告 今中哲二 京大原子炉実験所

下図はその結果をGoogleマップに表示したものですが、広場北側と南側で放射能濃度に大きな差異があります。(数値の単位はBq/kg)
katsushika_soil.jpg
多目的広場外縁は現時点で線量率に大きな偏りは見られませんが、下写真の様に幅広い歩道と緩い下り勾配というロケーションから雨水で流された放射性降下物が草地境界でトラップされた可能性が高いと思われます。
CIMG2880.jpg


その他三郷市関連の情報リスト

Index of /~tkimura6502/  (2011年11月26日2012年1月3日2012年2月26日
@tkimura6502さんによるGammaRAE2徒歩モニタリング

http://hakatte.jp/spot/38000 http://hakatte.jp/spot/38002  http://hakatte.jp/spot/38005 http://hakatte.jp/spot/50064
@Yusuke_tokumeiさんによる2012年~の「測ってガイガー」三郷測定

sontag_F.jpg

「測ってガイガー!」 @Sonntag-F

さんによる2012年~2014年の東金町8付近の測定記録

埼玉県三郷市における放射能汚染レベルと放射性セシウムの局所的濃縮 山内知也 神戸大学
(2011年7月4日)

早川由紀夫の火山ブログ 放射能散歩4:三郷
(2011年9月24日)

ホットスポットみさと
三郷在住の方が立ち上げたブログ。リンク切れがありますが、SCR(三郷の守る会)HPの閉鎖にともない貴重なデーターが失われてしまいました。

〈関連記事〉
HSFによるJR三郷駅周辺と江戸川運動公園の放射線量マップ(1)
HSFによるJR三郷駅周辺と江戸川運動公園の放射線量マップ(2)
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