子どもを放射能からまもる会in千葉
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物置の土ぼこりの放射能濃度を測定しました(千葉市花見川区)

これまで環境測定の一環として掃除機パックの放射能能濃度を測定してきましたが、掃除機の使用頻度やゴミの内容物による影響が大きいため、軽便でより定量的な方法を探してきました。
そこで以前から拝読しているmita tuneyoshi@hanaharuok さんのツイートを参考にペーパータオルによる「拭取り法」を試行してみました。
ただしホコリを粉体として分離するのではなく簡易的にペーパータオルごと測定するという「ゴミパック方式」の延長なので、過程や結果に問題があればすべて当方の責任であることはご理解下さい。

最初に使用するペーパータオルの重量を測定します。20枚の束が87.5gなので1枚は
87.5÷20≒4.4g
IMG_1099.jpg

毎年春先には自宅物置内にドア、サッシ、換気口のすきまから入り込んだ細かい土埃が堆積しますが、今年はかなり量が多い気がします。
本棚に降り積もった土埃(ほこり)
IMG_0946.jpg
なにせ濃度が不明なので作業にあたってマスク、ゴーグル、ゴム手袋と使い捨てレインコートを着用し、ほこりを舞いあがらせないように慎重に行います。
水を含ませたペーパータオルでほこりを拭き取っていきますが、目視でも判るくらいの比較的粒径の大きい土ほこりであることがわかります。
IMG_0947.jpg
拭き取ったペーパータオルは回収し付着物が飛び散らないように乾燥させます。
IMG_1096.jpg
ダメ押しで測定直前に試料を紙袋に移し電子レンジで加熱、乾燥させました。
IMG_1103.jpg
繰り返し加熱すると紙袋の表面が湿気を帯びてくるので試料を取り出して常温に戻します。
IMG_1105.jpg

ペーパータオル25枚(191g)を900mlポリ容器(V11相当)に詰め込み1800秒測定しました。
Cs137:314±24 Cs134:106±18  Cs合計420Bq/kg
(134/137存在比≒0.34)
以前測定した障子紙と同じくK40(カリウム40)が非常に少ないのが特徴です。
dust_spectra.jpg
上記結果から試料重量が191gなので含まれる放射能量は
420×0.191≒80Bq 

ペーパータオル(4.4g×25枚)を引いたほこりの正味重量は
191-(4.4×25)≒80g

ほこりだけのの放射能濃度は
80÷0.080≒1000Bq/kg

という結果で、周辺の土壌放射能濃度の2~4倍程度あり、粒子径(比重?)の小さい土壌粒子はモビリティが高く、風や雨水による「ふるい効果」により集積するとより放射能濃度が高くなるのではないかと推定しています。

〈関連記事〉
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