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HSFによる市川市国分川流域の放射線量マップ(2)調整池周辺

前回記事に続き国分川調整池周辺の測定結果についてまとめました。

なお、前回の堀の内橋周辺の左岸についての測定状況の動画記録をYoutubeにアップしましたので宜しければご覧下さい。


下図に今回の調整池周辺と前回の国分川(国分川橋-堀之内橋間)調査範囲との位置関係をしめします。(画像右が北)
kokubu_NNS2.jpg
下流側はフェンス等により水辺に近づくことは出来ないため直接比較は出来ませんが、一見して上流側に対して低線量(0.1μSv/h以下)であることがわかります。

HSFによる国分川流域の放射線量マップ(調整池周辺) 画像をクリックすると拡大します
調整池周辺
測定条件は前回と同様に高さ50cmでの連続歩行、5秒間の平均値表示です。

HSFによる国分川流域の放射線量マップ(調整池周辺)

大きな地図で HSFによる国分川流域の放射線量マップ(調整池周辺) を見る

調整池西側車道が国分川右岸と比較して周辺線量が高めですが、道幅が狭く車道と歩道は分離していないので草地と舗装の境界との濃縮が原因なのか調整池自体の影響なのか判然としません。
(下写真は北=上流側から見た調整池西側道路)
kokubu_B1.jpg

下写真の調整池東側の車道脇の1ポイントだけ0.2μSv/h超えの箇所がありますが、こちらはロケーションから舗装道路上の降下物の雨水による濃縮だと考えられます。
0725.jpg
同箇所でのHSF画面キャプチャー 5cm:0.22μSv/h 50cm:0.2μSv/h
123638.jpg

前回記事でも触れましたが基本的に調整池内は立入り出来ませんが、GoogleMapでは調整池のままの東国分中学校西側は既に緑地公園の造成が完了、南側も駐車場の造成工事が行われていました。
kokubu_20.jpg
上図の緑地公園南側 画面奥はサッカー場
0719.jpg

こうした新規に造成され表土が撹拌された箇所の周辺では0.05μSv/h(50cm)と原発事故前と同等の線量率となっています。
調整池本体も重機が入って土木工事が行われている箇所は同様に線量が周辺より明らかに低下しています。(下写真は東国分中学校北側道路から見た調整池)
0720.jpg
目的や規模は不明ですが、今後工事の進展にともなって周辺線量も変化していくと予想されます。

国分川周辺には生活排水ではなく雨水や湧水が注ぎ込む水路が多数あります。(下写真は国分6丁目 雷下橋付近)
0715.jpg
こうした箇所の地表-50cmの線量は0.07-0.08μSv/h程度で、皆無とは言えませんが顕著な汚染の痕跡は確認されませんでした。
114009.jpg

河川(河川敷)の場合すべての箇所が開放されておらず測定条件や頻度も不揃いな点は多々ありますが、こうしたデーターを通してみると、上流域→下流域で周辺線量の低下傾向が見られることなどから汚染の原因が上流(松戸側)側からの汚染土壌の流入と考えて良いと思います。

おそらく国分川(一級河川)を所管する千葉県としては立ち入り制限を施すレベルではないという見解になると思いますが、今後の推移については定期的なモニタリングが必要だと考えます。

なお、周辺の他の流域については(坂川合流付近)の状況については@tkimura6502さんの連ツイをぜひご覧下さい。


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HSFによる市川市国分川流域の放射線量マップ(1)
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