子どもを放射能からまもる会in千葉
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HSFによる柏市「県立柏の葉公園」の放射線量マップ(2)

前回の記事でも書きましたが、柏の葉公園は物理的半減と除染によって広場中央などの線量は0.2μSv/hを下回っていますが、逆に周辺では経時変化による強い濃縮が生じています。
濃縮のパターンは
1)植栽、草地の表土が雨水で流出→舗装部に高濃度の堆積土
2)舗装部の放射性降下物が雨水で移動→境界部の土壌で捕捉され濃縮

と大きく2つに分かれますが、当然どちらにも当てはまらないものや1)の場合、堆積土を清掃し集積することで濃度が上がる人為的な要因もあります。

とにかく柏の葉公園は広大で「それらしい場所」も無数にあり全てチェックできたわけではありませんが、下図に示した代表的なポイントを上記のパターンで分けて説明します。
kasiwa_AVF_2.jpg

1)植栽、草地の表土が雨水で流出して濃縮が生じた例
⑪第2駐車場東側植栽脇
第2駐車場については場内と植栽をはさんだ外部(歩道側)の動画記録を行い結果を比較しました。

除染によって植栽土壌の放射能濃度が下がっても、雨水で移動しやすい微細な土壌粒子や有機物が堆積すると当然重量あたりの濃度は高くなります。

①東南角入口付近(堆積土)
0023.jpg
高さ5㎝:0.38μSv/h 50㎝:0.28μSv/h
0034.jpg
上写真箇所でのHSF画面キャプチャー
084322.jpg

②公園南側 植栽-歩道境界(公園南側)
0038.jpg
同箇所でのHSF画面キャプチャー 50㎝:0.29μSv/h
085348.jpg

⑤野鳥観察小屋付近の植栽
高さ5㎝:0.82μSv/h 50㎝:0.42μSv/h
0045.jpg
同箇所でのHSF画面キャプチャー 50㎝:0.42μSv/h
111206.jpg


2)舗装部の放射性降下物が雨水で移動→境界部の土壌で捕捉され濃縮した
⑧バラ園南側の広場-植栽の境界
0059_20140914234100b8b.jpg
同箇所 5cm:2.7μSv/h 50cm:0.83μSv/h 
124216.jpg
今回の測定で最も高線量の箇所で1mでも 高さ1mでも0.52μSv/hあります。2つの通路の交点かつ広場の雨水が流れ込んだ事により放射性降下物の強い濃縮が生じたと思われます。

⑥テニスコート南側歩道脇植栽
同箇所でのHSF画面キャプチャー 5cm:0.99μSv/h 50cm:0.48μSv/h 
104637.jpg
ボート乗り場(東側)付近から緩い下り坂になっており、0.2μSv/h(50cm)を超える範囲が連続していますが、⑧の例と同じく2つの通路の交点が最も高い値を示しました。


⑦公園東側出入口(2)からの通路脇
0068.jpg
上写真箇所 5cm:1.0μSv/h
0067.jpg
同箇所でのHSF画面キャプチャー 高さ1mで0.37μSv/h 
141708.jpg

長くなったので上の2パターンに該当しない例については別記事とします。(つづく)
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