子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

HSFによる松戸市「21世紀の森と広場」の放射線量マップ(その2)

前回記事の線量マップのための歩行連続測定以外に任意のポイントで静止状態で高さ5cm(または直置き)、50cmの平均値を測定、一部についてはスペクトル(300秒)も採取しましたので、主なポイントについて少し追記します。(各ポイントの位置は下図と照合してご覧ください)
0906_AVG.jpg


1)園内
平坦な草地中央や水辺は除染後も比較的低い線量がキープされているようです。
①「光と風の広場」草地
2052.jpg
草地直置きで0.08μSv/h程度
21cent_G.jpg

②千駄堀池前草地
HSF画面キャプチャー 直置きで0.06μSv/h程度
105746.jpg


逆に濃縮が進行しているポイントもいくつか確認されました。
③「里の茶屋」(みどりの里)付近 草地-歩道の境界
2062n.jpg
上写真箇所でのHSF画面キャプチャー 5cm:0.39μSv/h 50cm:0.29μSv/h
115059.jpg
 
④つどいの広場北側 草地-歩道の境界
周辺の状況について動画記録を行いました。

同じ放射能濃度でも粒子径の小さい土壌は流動性が高く雨水によって集積すると質量が小さい分自己遮蔽が小さく重量あたりの濃度も上がるので思わぬ高い線量を示す可能性があります。こうした箇所は長いスパンで経過を観察する必要があると思います。

⑤千駄堀池花壇付近
 2068.jpg
花壇付近は下図の様に周辺より線量が高めで松戸市の測定でも0.18μSv/h(50cm)です。
21Cent_E.jpg
以下は各部位で採取したγ線スペクトルを比較したもので、下から 千駄堀前草地、光と風の広場(草地)、千駄堀花壇(上記)、博物館駐輪場です。(太線はそれぞれの10ch移動平均で測定時間は全て300秒)
21cent_Gamma_Spectra.jpg
「野良スペクトル」の低エネルギー側は散乱線に埋もれて核種判別は困難ですが
・花壇周辺はカリウム(K40) のピークが最も高くコンプトン散乱によるベースラインの上昇が大きい
・Cs自体のピーク面積は0.08μSv/hの「光と風の広場」とさほど変わらない。
などから敷石(自然核種)によるなんらかの上積みがありそうです。


2)周辺道路、駐車場
⑥博物館前歩道植栽 5cm:0.58μSv/h 
2047.jpg
上記箇所遠景 
2048n.jpg
植栽(線源)の面積が狭いためか真上50cmでも0.14μSv/h程度ですが、それなりに周辺線量を押し上げている様に見えます。
下画像は博物館駐車場と歩道付近拡大(画像上が西)
21cent_H.jpg

⑦上図左側 博物館駐輪スペース南側法(のり)面 5cm:0.45μSv/h
2069.jpg
上写真箇所遠景 50cm:0.23μSv/hですが斜面なので高さはアバウトです。
2075n.jpg
同箇所でのHSF画面キャプチャー 50cm:0.23μSv/h
131000.jpg


3)新八柱駅-「21世紀の森と広場」間の歩道線量
JR新八柱駅から歩行しながら周辺線量を測定しました。下図の横方向の県道281号線の歩道は直交する51号線と比較してベースラインが高めで一部0.2μSv/hを超えるなど傾向が異なります。
21Cent_D.jpg
281号線沿い歩道が透水性舗装であること、歩道幅も広く沿線の大型店舗(駐車場)からの雨水の流出なども影響しているかもしれません。(下写真はGoogleStreetViewから借用)
r281.jpg
なお、帰路は新京成常盤平間を測定しましたが、詳細は省略します。
関連記事

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://protectchildren311.blog.fc2.com/tb.php/725-e97b2c05
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。