子どもを放射能からまもる会in千葉
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HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(10)稲敷市リバーサイドパーク・佐原市佐原緑地

HSFによる一連の茨城県南部の調査の(とりあえず)最後になりますが、稲敷市リバーサイドパークと佐原市佐原緑地の放射線量を測定しマップを作成しました。(「佐原は千葉だろう」というツッコミが入るかもしれませんが、利根川を挟んだ県境であることから対象にしました。)
下に放射線量等分布拡大サイト(航空モニタリング)の画像に2公園の位置を矢印で図示しました。(右:佐原緑地 左:リバーサイドパーク)
sawara_ryokuti_20140407173345f9d.jpg
測定条件は公園内は地上50㎝での連続歩行、車載測定は路上100㎝に調整した検出器の車内線量に遮蔽補正係数1.3を掛けて車外線量としています。
データー(GoogleEarth用kmz)は以下のリンクから御利用下さい。
2014年03月12日_佐原市佐原緑地.kmz

2014年03月19日_稲敷市リバーサイドパーク.kmz

両公園周辺の路上線量は以下のリンクがら参照願います。
HSF車載測定マップ(暫定版) 千葉・茨城南部

1)稲敷市リバーサイドパーク
HSFによる稲敷市リバーサイドパークの放射線量マップ(画像をクリックすると拡大します)
riverside-park.jpg
HSFによる稲敷市リバーサイドパークの放射線量マップ(GFT版)

大きい地図でHSFによる稲敷市リバーサイドパークの放射線量マップを見る

最上段の放射線量等分布拡大サイトの色分けを見るとリバーサイドパークは微妙な位置ですが、当公園については稲敷市による除染が実施されています。(除染前の高さ50cmでの「平均空間線量率」は0.28μSv/h)
稲敷市HP 稲敷市除染実施計画

下写真のように表土の入替え、草木の剪定、植替えなどが実施され園内の大部分は0.1μSv/h前後に収まっています。
7088.jpg

2)佐原市佐原緑地
HSFによる佐原市佐原緑地の放射線量マップ(画像をクリックすると拡大します)
sawara_ryokuti.jpg
HSFによる佐原市佐原緑地の放射線量マップ(GFT版)

大きい地図でHSFによる佐原市佐原緑地の放射線量マップを見る

佐原緑地は以前に調査した我孫子市の「利根川ゆうゆう公園」と同様に利根川の平坦な河川敷にあり、サッカー、野球場など運動公園として利用されていますが、下写真のように施設らしい施設はありません。(写真奥の対岸は茨城県)
6997.jpg
測定した全域に渡って0.1μSv/h(50cm)以下で斜面下や舗装歩道との境界でも濃縮による顕著な上昇は認められませんでした。
比較のため、前記のゆうゆう公園、印西市長門川公園と同様に緑地外の河川敷から土壌を採取して放射能濃度を測定しました。
下図は土壌採取箇所のHSF画面キャプチャー 5cm:0.06μSv/h(300秒平均)
s-20140312_090809.jpg
上記箇所でのγ線スペクトル。片対数+移動平均だとキャプチャー画像ではわかりにくいCs137,134のピークが確認できます。
sawara_spectra.jpg
上記箇所の周囲2mの範囲から深さ5cmで土壌を採取、乾燥させ篩いで有機物や小石を除去しEMF211で放射能濃度を測定しました。(500ml 515g 1800秒) 結果は
Cs137:138±7 Cs134:52±6  Cs合計190Bq/kg
となりました。(134/137存在比≒0.38)
Soil_sawara_ryokuti.jpg
濃縮がないと仮定すれば事故直後の放射能濃度は300Bq/kg程度と推定できます。

次回は一連の茨城県南部の測定の簡単なまとめを作成する予定です。
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