子どもを放射能からまもる会in千葉
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HSFによる千葉市稲毛区稲毛東公園の放射線量測定

千葉市稲毛区稲毛東公園をHSF(ホットスポットファインダー)で測定し放射線マップを作成しました。今回は公園の測定と新しいGPSのテストを兼ねて行いました。(後述)

1)稲毛東公園の測定結果
HSFによる千葉市稲毛区稲毛東公園の放射線量マップ(画像をクリックすると拡大します)
稲毛東公園
GoogleEarthでデーターを閲覧できる方は以下のリンクからKMZファイルをダウンロードして開いてください。

2013年12月22日_稲毛区稲毛東公園.kmz

HSFによる千葉市稲毛区稲毛東公園の放射線量マップ(GFT版)

より大きい地図でHSFによる千葉市稲毛区稲毛東公園の放射線量マップを見る

稲毛東公園は草地の多目的広場と東側の児童公園から構成される中規模の都市公園で、東側はJRの高架の他に高台に高層マンションが建設中(下写真奥)でGPSの受信条件としてよい場所ではありません。
草地はほぼ平坦なためか線量も隅部で上昇するような偏りは見られませんでした。
CIMG1578.jpg

HSF+747Proでの測定状況、公開したマップは生データーを公園北側でポイントが民家内にズレているのを修正した以外はそのままです。
CIMG1579.jpg


2)HSFとGPS(747Pro)について
これまでの測定ではタブレットPC内蔵GPSとBU-353(HSF標準品)を使い分けてきましたが、今回Transystem社の747Proをテストしました。HSFでの測定には線量計の精度と同時にGPSの測位精度も非常に重要ですが、タブレットPC内蔵のGPSや標準品であるBU-353では天候、周辺の地形などによって測位精度が極端に低下(高層ビルや山岳による反射等)する場合があります。
本質的には補正データーを利用できる測量用のGPSの使用でしか解決できませんが、本体だけで100万以上する機器を市民団体が購入するのは不可能です。民生用のGPSで最新のものは数世代前のチップよりは格段に進歩しているので「ダメ元」でトライしてみる価値はあると思います。
pro_747pro01.jpg

747Proを購入した直接のきっかけは@tkimura6502さんのツイ-トですが
仕様や導入手順については以下のサイトの記事が大変参考になります。

GPSロガーで旅の軌跡を記録しよう ~ 747Pro Trip Recorder の地図軌跡表示と写真同期


747Proはリチウムバッテリ-使用で24時間連続動作、AGPSのサポート、ナビ・ロギングモードが同時動作可能、感度が従来品に対して+3dB(約1.5倍)UPなどが主な特長です。
747Proはロギング間隔などのパラメーターの設定、ログの吸い出しや消去などのためにホストPCに関連ソフトウエアやドライバーのインストールが必要ですがWidows8に導入するには手順や方法がWindows7とは異なるので気がついた点を簡単にまとめました。

・Windows8の「コントロールパネル」の「デバイスの追加」からペアリングを確立する。ペアリングが確立すると当方の環境だと仮想COMポートにCOM9、COM10が追加され選択可能になりました。
・USBドライバーは「互換モード」でインストール可能だが必須ではない。(理由は後述)

下写真はGPSViewをWindows8タブレットで動作させた例で衛星の補足状態などのステイタスがモニターできます。
1571.jpg
ただし747Pro付属のソフトウエアをWindows8上で動作させるとHSFからGPSそのものを認識しなくなる、「GPS衛星探索中...」のままループしてしまうなどの不具合が確認されました。(「再起動」しGPSと接続し直せば復旧します)
なのでベンダーからWindows8対応がアナウンスされるまで付属ソフトは別のPC(Windows7推奨)にインストールし747を操作する方が無難なように思います。(単なる外付GPSとしてWindows8で使用する限りスーパマップルなどのソフトでも問題なく動作しています)

下図は747ProをHSFに接続して測定しながら公園の4隅、出入口などのポイントで手動でボタンを押してPOI(point of interest)を記録したlog(kml)です。GPSではコーナーを曲がったり方向転換する際にポイントが流れたり飛んだりする傾向が強いので、最悪の場合、POIを参照してデーターを修正する事が容易になります。下図の例ではそれなりの精度で測位していますが、当然「どこで押したか」は記憶(記録)しておく必要があります。
Inagehigashi_point.jpg

下図は747Pro単体でトリップレコーダーとして使用し、JR千葉駅→千葉科学館前→栄町を歩行したLog(kml)をGoogleEarthで表示したものです。特に千葉科学館(きぼーる)付近はタブレット内蔵GPSでは衛星を捕捉するのに時間がかかるほか、ポイントが車道4車線分飛ぶなど電波の受信状況が非常に悪い場所ですが、そこそこの精度で測位しています。ただ路地に入ると実際の歩行ルートとズレが大きい箇所もありコンシューマーGPSとしての限界も感じます。このあたりは「曲がり角で静止してPOIを記録などの工夫でカバーするしかありません。
747track.jpg

747Proはコールドスタートからの衛星の捕捉も速く従来使用してきたGPSよりは受信感度も高く、測位精度も良いようで、一応使用できるメドが立ちました。ただし標準品以外の使用については(HSFに限りませんが)あくまでYour Own Riskだという点はご了解ください。

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