子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

鉾田市旧大洋村で採取した栗の放射能濃度を測定しました

前日の記事でお知らせしたように、鉾田市旧大洋村の個人住宅を調査した際、環境試料として採取した生け垣の栗の実の放射能濃度をしらベルのEMF211スペクトロメーターで測定しました。
CIMG1075.jpg

イガから栗を取り出し加熱してから鬼皮を取り除きました。
CIMG1074.jpg

試料が少ないため渋皮つきのまま潰して350mlポリ容器に充填して測定しましたが、セシウムが有意に検出されています。(栗の渋皮煮というのもあるそうです)

Cs137:20.3±4.8 Cs134:10.0±5.2 Cs合計:30.3Bq/kg (7200秒)

下図の様にスペクトルが粗く誤差が大きいのですがザックリ30Bq前後と考えて良いと思います。
350ml ポリ容器(330ml充填)7200秒の測定結果
kuri_hokotashi.png

同じ試料を900mlマリネリ容器に350ml充填して3600秒した結果を下に示します。

900mlマリネリ容器(350ml充填)3600秒の測定結果 
kuri_hokotashi2.png
ほぼ同等の数値ですが、測定時間は半分でも下限値が下がり誤差も小さくなっています。この結果を見ても容器の計数効率が非常に重要だとわかります。(350mlポリ容器、900mlマリネリともバックグランド測定時間は86,400秒)

同じEMF211を使用しても行政の測定の中には350ml容器で15分測定した数値を公開している所もありますが、そうした「スクリーニング検査」で言えるのは「100Bq/kg(基準値)以下」ということだけです。(そういう行政の公表方法も困りものですが「カリウムが」「誤検出が」と騒ぎ立てる人も...以下省略。)
EMF211で350mlの試料で30Bq前後の放射能濃度を定量するにはマリネリ容器を使用して最低30分以上の測定時間が必要です。

前処理に手こずりそうですが、時間があれば栗のイガも測定してみたいと思います。

農研機構 クリ園における放射性セシウムの蓄積
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