子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

9月の勉強会の報告

 福島原発事故後の放射能問題への対応
 ゲスト なのはな生協専務理事 岩橋秀人さん


 なのはな生協は1973年、「人の命とくらしをまもる」を理念に市川で設立、当初は「市民クラブ生協」という名称でした。よつば牛乳をはじめこだわりの商品を扱い、放射能土壌調査を実施した常総生協などと「生協ネットワーク21」でグループ化。

原発事故直後、組合員さんから問い合わせが殺到し、農薬などは政府の規準を批判していたのに放射能は政府が示した「暫定基準値」で実施するのはおかしいとの批判があったそうです。(これは他の生協も同じだったのはないでしょうか。)供給高の減少、組合員をやめるなどの反応は免れなかったとのこと。

 20118月に放射能測定器(日立アロカ社製CAN-OSP-NAI)を導入、200Bq/Kgという独自基準を設定し、あわせて西日本の野菜セットや米の取り扱いをはじめています。20124月に放射性セシウム新基準値が 示された際、国の規制値の1/2以下に設定することとし、検査を継続し毎週公開しています。また商品番号311(3月11日にちなんで)を震災復興商品とし、5%の売上を寄付したり、福島の子どもたちに安全な野菜を届ける活動もしているそうです。
 

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 お話の中の特に東電への賠償請求訴訟について以下報告します。
なのはな生協では東電に20118月から20126月まで、直接請求をし、東電は一部賠償したものの、その他を拒否してきた。そこで2012924日千葉
地裁に提訴したとのことです。

東電の賠償拒否理由

1,        国の出荷規準が設けられ、検査体制が取られていることから安全は担保されている。なのはな生協組合員の買い控えは一般的に見られる行動ではない。

2,        風評被害が生じているのなら、仕入先を変えればよい。

3,        なのはな生協の放射能測定結果を見ると、ほぼ検出限界未満となっており、検査は必要ない。貴組合の経営判断でやっているだけ。


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 なのはな生協の損害賠償請求に続いて、あちこちの生協で同じような賠償請求がだされるようになり、それ以降は、なのはな生協に認めたものも「過去の賠償支払いは間違っていた」との対応に変わったとのことです。

 訴訟(福武公子弁護士ら弁護団)はすでに第6回口頭弁論までが終了。次回、第7回口頭弁論では、生産者からの陳述も予定しているとのことです。興味のある方はぜひ傍聴に!

 1029日(火) 千葉地方裁判所603法定 
 ・午前1015分~12時  午後130分~430

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