子どもを放射能からまもる会in千葉
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クールスポットを探して(HSF篇)-大房岬~三芳村(南房総市)

前回の富津公園に続き南房総市の大房岬(たいぶさみさき)・三芳村周辺をHSFで測定しました。
大房岬公園は「放射能が気になるママの集い」のお母さんたちもよく利用していると聞いています。本来だと夏の海水浴シーズン前に調査したかったのですが遅ればせながら秋の行楽の参考になればと思います。

HSFによる大房岬の放射線量マップ 画像をクリックすると拡大します。
大房岬
今回は地上50cmでの歩行データーと自動車を使用した地上1mの車載測定のデーターを同一のマップに記録してあります。マーカーや色使いは分けていませんがマーカーのピッチ(移動速度)で判別はできると思います。(今後はマーカーの形を変えるなど試行してみたいと考えています)

全行程のGoogleEarth用kmzファイルは以下のリンクからダウンロードすることが出来ます。
2013年09月18日_南房総市.kmz


ウエブブラウザでデーターを閲覧する場合はGoogleFusionTables版を拡大して御覧下さい。

HSFによる南房総市(大房岬・三芳村)放射線マップ(GFT版)

大きな地図でHSFによる大房岬・三芳村(南房総市)の放射線量マップを見る

車載、歩行の連続測定のほか、ポイント毎に静止して5,50,100cmについて15秒間の平均値も測定しています。
  場所 100cm 50cm 5cm
鋸南富山IC出口付近 0.036 0.035 0.040
道の駅富楽里駐車場 0.049 0.064 0.061
大房岬公園南側砂浜 0.010 0.010 0.008
大房岬公園展望台前(草地) 0.026 0.025 0.029
道の駅三芳村(草地) 0.027 0.031 0.026

1)車載測定
車載測定はトヨタカローラの助手席に地表1mになるように検出器を吊り下げ連続して測定しています。遮蔽効果により車内線量は車外より低くなりますが、実 測で求めた補正値を用いて車内線量×1.3を車外線量として表示していますが、車外実測値でないのでご注意下さい。また補正値は停車時の車内、車外の線量 の比較データーから求めたもので走行時での比較ではありません。(トンネル内はGPS衛星を見失うためソフト的に欠測扱いとなっています)

下写真は走行測定時のHSF
CIMG0994.jpg

以下は停止ポイントごとのHSF測定画面のキャプチャー画像です。

①館山道鋸南富山IC出口付近 100cm 0.036μSv/h
S20130918_102922.jpg

同地区では採石場跡地での汚染土処分に反対する鋸南町の環境と子どもを守る会ののぼりがたなびいていました。
CIMG0988.jpg

②道の駅富楽里駐車場 5cm(アスファルト) 0.061μSv/h
S20130918_105830.jpg


2)大房岬公園

広大な敷地内に園地、キャンプ場、ビジターセンター、少青年自然の家などが点在していてとても全部は回りきれませんでした。

③大房岬公園南側砂浜 50cm 0.010μSv/h
S20130918_114255.jpg

③大房岬公園南側砂浜 波打ち際
CIMG0990.jpg

④大房岬公園展望台前(草地) 100cm 0.026μSv/h
S20130918_124232.jpg

④大房岬公園展望台前(草地)
CIMG0992.jpg

全体に非常に低線量ですが舗装部と土との境界や建物周辺などの人工物の近傍ではわずかですが有意に線量が上昇する傾向が確認されたので、上記5ポイントとは別にHSFの検出器を直置きして5分間スペクトルデータ-を採取しました。

下図はスペクトル採取箇所 大房岬公園草地
Spectra1.png

下図はHSFで記録したスペクトルデーター(CSVファイル)をExcelに読み込んで片対数表示に変更したものです。測定時間が5分(300秒)なので 10カウント=2cpmになります。(黒線は10ポイントの移動平均)
taihusamisaki.png
線量当量は0.02μSv/h程度と非常に低線量ですがCs134,137のピークが確認され全くの「無汚染」というわけではないことが判ります。


3)道の駅三芳村
HSFによる三芳村周辺の放射線量マップ 画像をクリックすると拡大します。
三芳村

⑤道の駅三芳村(芝地) 50cm 0.031μSv/h
S20130918_143447.jpg

大房岬公園と同様に上記箇所でスペクトルデーターを5分間採取しました。
CIMG0995.jpg

miyoshimura.png
線量当量は0.027μSv/hですがCs134、137のピークは大房岬公園と比較するとあまり明瞭ではありません。

駐車場(アスファルト)に堆積物があるので測定しましたが0.056μSv/h(5cm)とわずかですが周囲より上昇するのは確認しました。
CIMG0996.jpg

測定によって提示できるのは数値だけで、なにがしかの価値観を提供しようとするつもりもありません。この結果について「わずかでもあるのが判るなら...」「注意すれば子連れでも」と見る方によって受け止め方は異なると思います。あえて言うなら「違って当たり前」というのを個人的な意見として表明しておきます。

〈関連記事〉
HSF(ホットスポットファインダー)による富津公園線量測定
ガイガーカウンターの低線量時の動作について(5)
南房総測定マップ(クールスポットを探して)
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