子どもを放射能からまもる会in千葉
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掃除機紙パックごみ(千葉市緑区)を測定しました

千葉市緑区の方から掃除機ゴミパックを試料として提供して頂きましたのでEMF211で放射能濃度を測定しました。

CIMG4479.jpg
前回と同様に紙パックを厚紙部分を切り取りビニール袋に入ったまま350mlポリ容器に充填し、さらに容器ごとポリ袋に入れます。

CIMG4478.jpg
1800秒測定なのでスペクトルが粗いですが結果は
Cs137:145 (±13.9) Cs134:88(±13.4) セシウム合計 243Bq/kg となりました。
(360keV付近にピークらしきものが見えますがI131<22.5 で翌日の再測定ではほぼ消失していました。)

試料は140gなので紙パックに含まれるセシウム量は
243×0.14≒34Bqになります。
このパックについては使用期間が不明なため多いとも少ないとも言えません。

ゴミをはかることについてご指摘がありましたが、(前回の記事でも触れていますが)床面積が分かっても畳、フローリングの比率、絨毯の有無、平屋、高層住宅、掃除機の使用頻度など条件がバラバラなので、ダストサンプラーを使用した場合のような定量性(Bq/m3)はもともとありません。(仮に生活条件が近似していれば周辺の土壌放射能濃度とある程度比例関係(相関)があるのではないかと推定しています)

CIMG4477.jpg
今回は容器に充填する前のパックをアロカのGM管サーベイメーターでβ線を測定していますが、なにしろゴミなので衛生上の問題もありビニール袋に入れたままという点はご了承ください。

バックグランが50cpm程度なのに対し3倍強(168cpm)の計数率となっていますが、以前3000Bq/kgの土壌試料を測定した計数率130cpmより高い値です。
こうした結果から「他の核種がある」という結論に飛びつく方もおられるかもしれませんが、紙パックゴミに含まれるセシウムは「より飛散しやすい粒子径の小さい=自己遮蔽の少ない微細な土壌粒子」ではないかと推定しています。

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