子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

HSFによる山梨県の放射線量測定

以前に記事で紹介した「山梨県と北杜市 放射能土壌検査報告会」(げんごろう工房主催)が3月3日北杜市で開催されましたので参加してきました。
個人的な感想ですが、山梨県の盆地(人口密集地域と農地)は山地に囲まれている為か全体として深刻な汚染はまぬがれたように思います。山梨県の土壌汚染や草木灰、肥料等の放射能濃度については当日公開、配布された「いのち・むすびば」さんによる
「市民発山梨版 放射能汚染マップ」

が参考になるので是非ご参照下さい。

報告会終了後げんごろう工房の田中さんのはからいで参加した地元の方たちと懇談する機会を作っていただきました。千葉あたりでは打ち上げはファミレスか喫茶店が相場ですが今回の会場はメンバーの方がオーナーの山小屋で薪ストーブが盛大な炎を上げていました。報告会でも薪ストーブの灰についての質問が多数寄せられ平地(都市部)との関心の違いが良く判りました。

ついで、と言うとなんですがHSF(ホットスポットファインダー)による八ヶ岳周辺の測定も予定していましたが、例年以上の雪のようでそちらは諦らめて国道20号を移動しながら公共施設、河川敷などの草地、植込みなどの空間放射線量をスポットで測定しました。
S4137.jpg
八ヶ岳山麓まきば公園の積雪状態

S4145.jpg
道の駅こぶちざわ周辺の松林の林床

S4153.jpg
信州蔦木宿(釜無川河川敷)周辺


より大きな地図で HSFによる山梨放射線量マップ を表示

放射線量は高さ1mの15秒平均ですが、林床、草地などは5cm高さで10分程度固定してスペクトルも観察しました。
xe.png
上図は北杜市白州道の駅の植込み5cm(放射線量率は0.056μSv/h)で10分間採取したスペクトルです。リニア表示のため見難いですがセシウムの600~800keVはフラットですが自然核種である放射性カリウム(1460keV)のピークが認められました。
下図は千葉市内の1m高さで0.06~0.1μSv/h程度の放射線量を示す公園の芝地のスペクトルですが、数分でセシウム134、137のピークが明瞭に現れて悲しくなります。
chiba_spectra.png


Ge_vs_NaI.jpg
上図は南巨摩郡の同一土壌試料はゲルマニウム半導体検出器とNaI(Tl)シンチレーション検出器(EMF211)でそれぞれ測定したスペクトルを重ねあわせて比較したもので、ともに福島原発由来の放射性セシウムが検出されていますが、火成岩由来の自然核種の影響が強い事が判ります。


〈参考資料〉
JAEA 広域環境モニタリングのための航空機を用いた放射性物質拡散状況調査

JAEA_20130306083440.jpg

KURAMAⅡによる走行サーベイ(24年3月)
 kurama.jpg
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