子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

後藤政志さん講演会を開催しました

2月23日に後藤政志さんをおむかえして千葉市科学館きぼーるで講演会を開催しました。
当日は100名超の皆さんにご参加いただき、休憩をはさんでの質疑応答まで熱心に後藤さんのお話に耳を傾けていただきました。
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当日配布した講演資料と音声ファイルの公開しますのでご利用下さい。

2月23日後藤政志さん講演会資料(pdf)
2月23日後藤政志さん講演会音声ファイル(mp3)

後藤さんからは国会事故調査委員と現在問題になっている「調査妨害問題」、原子力規制委の「新基準」と再稼働をめぐる具体的な問題のほか
・多重、多層防護は計算上のj事故発生確率を下げる事はできるが本質的な対策ではない。
・極めて重大な被害が想定される過酷事故の可能性のあるものは発生確率で論じることはできない。
・それでもあえて採用するならリスクの認知と公共的合意が必要
という技術者としてのポリシーに基づいて具体的な事例を踏まえて詳しく解説していただきました。

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講演終了後「きぼーる」目の前のちば市民測定室しらベルに移動しての懇親会にも20名以上の方に参加していただきました。
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後藤さんからは国会事故調と当時の民主党政権内部の葛藤などオフレコ?のお話もうかがう事ができました。
今回の講演の企画にあたって「福島原発の現状」をテーマとしましたが後藤さんのお答えは「何が起きているのかわからないのが過酷事故」というものでした。
スリーマイル原発事故と異なりメルトスルーまで起こした原子炉内部を確認し事後原因が解明されるのに10年以上の月日を要するのではないかというのが後藤さんの見解です。(廃炉はさらに先)
「ベント前に周囲10kmの放射線量が700倍に上昇」という情報がありましたが漏洩なのか配管破断なのかも「内部を確認しないと判らない」というのが後藤さんの一貫したポリシーだとあらためて感じました。

先日東電が格納容器に穴をあけ内部を観察しようとした所、図面にない配管があり中断しているという話がありました。後藤さんによれば「主要設備は図面通りにできているが、ドレン(排水)関係は現場対応で正確な記録がないのではないか」とのことです。排水溝の位置などは通常運転時には全く問題になりませんが、「メルトスルーしたデブリ(溶融燃料)が現在どこにあるかという点で非常に重要な問題でありながら正確な情報がない」という事が過酷事故たる所以だという事かもしれません。
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