子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

3月15日になにが起きたのか(木村真三氏インタビュー)

教育テレビ ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」の木村真三さんに原子力資料情報室の澤井さんがインタビューした映像がustreamで見ることが出来ます。



思わす引き込まれる内容なのですが、いかんせん長い、という方には文字起こししてくださったBochibochiさんに感謝!

6月13日北大木村氏:放射能汚染について-NHK ETV 放射能汚染地図の様子など①

6月13日北大木村氏:放射能汚染について-NHK ETV 放射能汚染地図の様子など②

togetterまとめもあります。
それでも長いという方のために「まとめ」を作る予定です。
しかし、木村さんは「学者バカ一代」、京大の小出先生は「化石」、もちろんいい意味でです。余談ですが、木村さんがかつて所属していた放射線医学総合研究所が決して第三者的な学術機関でないことは良くわかりました。
以下は「超要約」です。個人の主観と注釈が入っていますの引用する時などは必ず原文(映像?)に当たってください。

●3.11当日は研究所にいた、翌日自宅にいったら「原子炉が危ない」
●小出さんからセミナーを受けていたので、いつかくると思っていた
●12日に1号機が爆発、厚生労働省にもメールを打った。
●未曾有の事態に経験者は僕しかいない、「僕がやります」とメールを出した
●その後返事は無かった。なしのつぶて。
●14日にメールが来て、「一切勝手な行動は慎みなさい」
●このメールで(労働安全衛生総合研究所を)「辞めよう」と決意した。
●幹部の人たちは自分の保身のため。
●本当に知っている人間が現地に行かないでどうするんだ。
●正しい情報を発信しないととてつもなく大変なことになる
●NHK ETVディレクター七澤さんから電話「一緒にやるか?」とさそいがあった
●無くても一人でも行くつもりだった。
●15日七澤さんから電話「今横浜だけど、0.3μSV/時あるけど本当?」
●自宅で確認したら1μSV超え
●東京の空気サンプルをとって京大へ。小出さんに分析をお願いした
●小出先生もそれを発表しようとしたら、(上司から)やめろと言われた。

●3月15日にNHKスタッフと福島に向かった。常磐守谷インターで3μSv/h超え
●中郷SAでは1μSv、放射能雲の真ん中を通過したことがわかった
●20km圏も通過したが、(線量は)そんなに高くなかった
●10km圏に入るトンネルを越えた瞬間に10μ、20μと跳ね上がっていった
●原発から4km地点で針が300μSvを振り切っていた
●もし爆発したらもう行けなくなるから、爆発する前に行きましょうと言った。
●いったら、線量が下がっていき、大熊町の街中は40μSV/時くらい
●長者原の道が壊れて先に行けなかったがそこでは120μSV/時

●放射性ヨウ素がガス状になっていたら花粉症のマスクでは意味が無い。
●ゴム引きのカッパ=レインコートは完全に空気を遮断させる
●15日に自分で検出した時点で小さな子供をもつ家庭へは全部電話
●とにかく自宅退避、外に出るのは危ない、気団が抜けていけば、必ず収束すると思っていた

●松は松脂があるから吸着しやすい。指標としてよく使われる。コケも濃縮しやすい
●先週いわき市に調査に行った、現在でも1μSV/時を超えている地点がある。

●会津地方も測っている。お城周辺が高いだけで他はそれほど高くない。
●芝生で吸着される、アスファルトだったら雨で流れる。土がむき出しのところは吸着されやすい
●喜多方はバックグラウンドのレベル、福島県でも安全な地域がある
●風評被害が非常に大きい。
●福島の方が東京などに行くと、「放射能浴びてるかもしれないから帰ってくれ」といわれる。
●彼らの行き着くところはないじゃない。彼らに死ねということか?
●チェルノブイリでは保養というが、わざわざ他県に行く必要はない。
●同じ県内で綺麗なところがある、親も心配ならついていける

●校庭等であれば、5cmくらい剥ぎ取ったものを原発に持って行けばいい。
●ひっくり返すのは絶対やめたほうがいい。それはチェルノブイリで失敗した。
●セシウム137が地中にどんどん浸潤していき地下水汚染になる。
●10年後くらいから、チェルノブイリ地方で地下水汚染が出ている
●それを集めて、石棺にするときの土嚢にすればよい。

●セシウム137とセシウム134と1:1の割合、セシウム134は半減期2年これが今支配的
●ヨウ素131は今だったら1000分の1以下
●放射能レベルで言うとプルトニウム239はかなり低い
●プルトニウム236は半減期18年、分裂回数が多い=それだけ放射線が出やすい
●半減期が短いほうが怖いということはある。
●今日本ではきちんとした基準が設けられていない、チェルノブイリを基準として考える
●住民には「健康監視区域」「移住地域」「義務的移住地域」「緊急避難地域」を例に説明している

●今までは一人で全部やってきたが、もう限界 市民レベルで教育していこうと思う。
●有志の方々を集めて10~30人くらいで、放射線の概念、測定方法の仕方を統一させる
●(ふつうの)測定器ではセシウム137でしか捕らえていない。
●他の放射性物質に対するキャリブレーションはやっていないので数値は正しくない。
●(本当は)ペクトルピークというものを測って、そのピーク面積を取ってきちんとした線量をだす
●目安として高い(低い)、その高いの基準を僕は1μSVと決めている
●1μSVは、1平方キロメートル当たりセシウム137であれば、1キュリーのところが1μSVと大体同じ
●1キュリー=3.7×10の10乗ベクレル。これを超えているか超えていないかで判断をしている
●0.99キュリーのところは大丈夫なのかと必ず聞かれる。「自己判断に任せる。」
●行政の補償と言うお金の関わるところについては、どこかで必ず線を引かないといけない
●これからは汚染地域に暮らしていく、「どうやってうまく付き合っていくか」考えなければ
●5月30日から6月4日までチェルノブイリに行ってきた
●初期の2ヶ月間くらいで、どうしたら放射能汚染や被曝の軽減できるか、先人の知恵を借りる。

●小さいお子さんに対しては、外から帰ってきたら、必ずシャワーを浴びること
●家の中に放射性物質を持ち込ませない
●非汚染地域から子供たち専用の食事をまかなう。チェルノブイリはそうやってやってきた
●汚染地域で暮らすお子さんたちには再浮遊を止めるためのマスクは必要。(花粉マスクでよい)
●粉塵に吸着したセシウム137を取り込ませないことが一番大切
●土いじりして爪に入った土は爪洗い用のブラシなどがあれば、非常にいい
●手洗いをしたあとにハンドクリームをつける(脱脂しすぎるとアトピーになる)
●会津地方は綺麗、風評被害で困っているから、より綺麗なものを県内で循環システムができる
●チェルノブイリの時もヨーロッパがお店で肉や野菜に汚染のレベルを表示して売った(澤井さん)
●商工会議所で測定器、きちんとしたものを置いて、ベクレル数はいくらかと計測する

●2000ベクレル/kgまでの牧草は(牛に)食べさせてもよいと・・・。どこから来たのか!?
●セシウム137の生物学的半減期が100日、出荷1ヶ月前から汚染されてないものをたべさせれば、半分に減る。
●ウクライナ・ジトーミル農業エコロジー大学のニコライ・ディードフさんがカウンターパートナー
●「汚染地域でまだ作付けしてないところは手をつけるな。表層をはがしたらまだ使えるかもしれない。」
●「でも一回耕作してしまえば、汚染が中にまで浸透してずっと使えなくなる」(が彼らのアドバイス)

●チェルノブイリをもう一度きちんと見直して今我々が何をすべきか、すべて彼らの経験として残っている。

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Comment

ご紹介いただきありがとうございます。
Bochibochiです。ご紹介いただき、本当にありがとうございます。
多くの方の目に届くよう祈っております。
また、お邪魔させていただきます。

一緒に頑張りましょうね!
失礼します。
2011.08.19 08:06 | URL | Bochibochi #XZ039GEA [edit]
Re: ご紹介いただきありがとうございます。
Bochibochiさん、コメントありがとうございます。
マコリーヌさんは当会のツイッターでもフォローしている方なので、是非記事で取り上げたいと思っていました。その節はまた紹介させていただきます。今更ながらですが、文字起こしご苦労様です。
2011.08.19 18:54 | URL | プロチル311 #- [edit]

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