子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

山の放射線をはかる

「人のいない山の放射能とはなんと悠長な」とお怒りになる方もおられるかもしれませんが、原発事故による長期にわたる環境影響、放射能雲による汚染ルートの解明には非常に重要です。

1)日光・放射能汚染地図
栃木県の山の放射線量を測定している方のサイトです。山道を踏破しながらの線量マップの作成には驚嘆します。測定機器やソフトの使いこなしを見ても非常にスキルの高い方だとお見受けしました。
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福島原発事故では、チェルノブイリ原発事故(原子炉格納容器本体の爆発、炎上による放射性物質の拡散)とは異なり放射能雲が「地を這うように」に拡散した痕跡が山岳部の稜線に標高差による放射能の濃度差として現れていると思います。
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2)早川由紀夫先生(群馬大学)による山の放射能汚染地図

より大きな地図で 山の放射能汚染地図 を表示

3)静岡県の地上放射線量地図 
厳密には「山の放射能」ではありませんが小山真人先生(うさ博士)静岡県の地上放射線量地図も大変参考になります。

災害情報学会「福島原発事故にともなう静岡県周辺の放射能汚染の詳細地図化とその意義」
科学通信「静岡県周辺で詳細放射線量マップを描く意味」
togetterまとめ「スペクトルを測ると汚染がわかる」

4)「山と渓谷2013年1月号
にまもる会Twitterでもフォローしている小豆川先生が監修されている特集記事「原発事故から2年、山の放射能汚染を追跡する」が掲載されていると聞きさっそく購入しました。
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さすがに商業誌(最新号)を「自炊」して公開する度胸はありませんので内容を簡単に紹介します。
・奥多摩三頭山の測定記録(RD1503とRadi PA1000使用)
・小豆川先生による「山の放射能Q&A」
・日本勤労者山岳連盟斉藤理事長インタビュー
是非書店でご覧になってみてください。

インタビュー記事で紹介されている福島登高会による
福島県山岳環境放射線モニタリング

上記の基になった調査活動については以下のURLを参照
日本勤労者山岳連盟による
放射能汚染「山と登山道の実態は」東北・関東、山の放射線測定と分析結果についての講演会 報告

5)八ヶ岳(山梨県)の放射線量
しらベルの学習会の講師をお願いした東邦大学名誉教授の桂川先生もげんごろう工房の田中智氏に協力して八ヶ岳稜線の放射線量をTN100を使用して測定されています。

たたら

現在山梨県では「いのち・むすびば~放射能からいのちを守る山梨ネットワーク~」の皆さんによる県内土壌調査プロジェクトが立ち上がりました。募集は締め切られましたが、現在「ちば市民測定室しらベル」で検体の測定を行なっています。(Ge半導体検出器によるクロスチェックも行い結果は来年2月以降に公開されるとのことです)

いのち・むすびば公式ブログ 土壌汚染マップをつくろう!

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〈関連情報〉
林野庁 質ペレット及びストーブ燃焼灰の放射性セシウム濃度の調査結果及び木質ペレットの当面の指標値の設定等について

電中研 環境中に拡散した放射性物質対策に関する基礎的検討(その2) 木本性植物近傍の空間線量率と植物体の放射性セシウム濃度

今、森林にある放射性セシウムは、これからどこへいくのか?  東大農学生命科学研究科

放射性物質の包括的移行状況調査


土壌-植物系における放射性セシウムの挙動とその変動要因

風に乗って長い距離を運ばれる放射性セシウムの存在形態

測定レポート3 森林の汚染は、循環と食文化に影響しています



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