子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

作ってまなぶ?放射線(ガンマ線検出器) その4

夏休みは終わってしまいましたが市販のCsI(ヨウ化セシウム)結晶を使った自由研究は細々と続けています。

(1)簡易鉛遮蔽体

田代合金所のTGメタルの鉛粒をレンタルビデオ店で使っていたVHSビデオケースにつめガムテームで補強した鉛ブロックを井桁に組み合わせて製作しました。(ゴムバンドで結束しているだけなのですぐ解体できます)、同じく製氷器?に鉛粒を詰め「ふた」をつけた状態でEMF211で使用している350mlポリ容器をそのまま収めることができます。
SMG2728.jpg SIMG2729.jpg

この程度のものでも内部の線量を0.005~0.01μSv/h(バックグラウンドの1/8~1/4)程度に減らすことができます。

(2)プリアンプとプローブ

dokuさん設計のプリアンプのバンドパスフィルター部分を10000pF→1000pF 1000pF→330pFに変更(改悪?)しました。
img30.jpg

ノイズ対策?として基板はクッキーの空き缶に、シンチレーターもむき出しの状態からケースに収めました。
SIMG2788.jpg SIMG2803.jpg

クッキー缶は余裕がありますがUSB(5V )から給電するための電源基板を増設しようかと思っています。
右側の百均で入手した携帯灰皿が1cm×1cmのシンチレーターを収めたケースで、フエルトを詰め防振してあります。左側は宇都宮泰氏から送っていただいた中国製のペンライトのケースで5mm×5mmのシンチレーターを納めてあります。

(3)スペクトル


とりあえずハードを上記に固定して1cm×1cmのシンチレーターのデーターをとってみました。(PCへの取り込みは前回と同じくUSBサウンドデバイスを使いサンプリングは96KHz/24Bit 固定)
intune2.png
ノイズレベルについては...それほど改善されていなように見えます。

バンドパスフィルター変更によるパルス波形(幅)を確認します。
Pulse1.jpg Pulse2.jpg
 フィルター変更前          フィルター変更後

それぞれ右側が「無効パルス波形」としてはねられた分ですがやはり信号が時間的に接近していると数え落としが起きています。

この状態でセシウム137標準線源を使ってスペクトルを採取してみます。
Cs_RefvsBG_S.jpg

セシウム137の山は確認できますが.....この状態で計数率はザックリ20cps→1200cpm/[μSv/h]程度です。
気になるエネルギー分解能ですが、ベクモニのデーター(Csv)を加工してGaussFitというフリーソフトをつかって半値幅(FWHM ピークの高さの1/2でのパルス幅)を求めました。
GF.jpg

途中経過は省略しますが σ≒35 から約13%(662Kev)とメーカー製品の7~8%に比べるとガッカリする数値ですが素人ではこの程度かもしれません。

とはいうものの悪あがきで192kHzサンプリングのサウンドカードが入った別のPCでデーターを取り込んでみました。
HP192.jpg
多少山が細くなったような気が...。

ついでに瓦礫を焼却しなくても千葉市内ではどこでも入手可能な汚染土壌を測定してみました。
Hp1921_Soil.jpg
やはり605KeVのCs134と662KeVのCs137を分離するのは難しそうです。
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