子どもを放射能からまもる会in千葉
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CsIシンチレーターとGMCLogger(訂正記事)

前回の記事でGMCLoggerのテスト内容について大変なポカをやらかしたので、訂正記事を起こしました。GMCLoggerの作者の GpViolin さんにはお詫びいたします。またご指摘いただきた宇都宮泰様には感謝します。
今後GMCLoggerには時系列?グラフの作成機能を追加したバージョンアップが予定されているようで期待しています。

前回のテストで線源として使用したマントル(トリウム)の線量をMrGammaとエアカウンターSでの測定結果から、1μSv/h程度とした場合以下の例から

921(cpm)÷920(GM管換算係数)≒1.0011(μSv/h) 
となりcpm→μSv/hへの換算が可能です。「GM管換算係数を1以下にする必要がある」という前回記事の内容は完全に感違いというか間違いです。

CsIシンチレーター+GMCLoggerのマントルでの測定結果
Akizuki1x1Gmcl_thorium.jpg

上記の条件(設定)のままで室内のバックグラウンドを測定してみました。

CsIシンチレーター+GMCLoggerの室内バックグラウンドの測定結果
Akizuki1x1Gmcl_BG.jpg

上の定確度計測の結果から
43.5(cpm)÷920(GM管換算係数)≒0.0473(μSv/h)
となり前回記事のMrGammaでの測定結果0.045μSv/hとほぼ一致します。

cpm→μSv/hの換算係数は検出部や回路定数、あるいはGMCLoggerの「しきい値」を変更した場合は再度実測値から求めなくてはなりません。

放射性物質が壊変してγ線を放出するのは確率的現象でポアソン分布にならうので、任意の時間でのカウント数がNの場合、その標準偏差は√Nなので
N ±√N となります。
従って計測時間が同じならカウント数が多い方精度的に有利で
N=100 の場合 √100=10  100 ±10 (10%)
N=10000 の場合 √10000=100 1000 ±100 (1%)
とばらつきが小さくなります。

「しきい値」を下げたり、アンプのゲイン(感度)を高くするとカウント数は増えますがノイズを拾うようになると精度が低下するので自ずから限度があります。
ただし、宇都宮さんによると1cm角のCsIシンチレーターだと3000cpmくらいだそうなので、1/3程度の実力しか出ていない事になります。(しきい値を下げ2000cpmくらいまでリニアにカウントするのは確認しましたが、あとはきちんとしたノイズ対策が必須だと思います)

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