子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

高線量の焼却灰について(勉強会報告)

7月のまもる会勉強会の報告
高線量の焼却灰について

20101106_601638.jpg 武笠 紀子さん (元松戸市議)
 千葉市出身 県立千葉高校、千葉大教育学部卒
 元小学校教員 ・元小金北小学校PTA会長
 2002年11月から2006年10月まで松戸市市議会議員を務める
 関さんの森を育む会代表
 その他、まつど雨水の会、生ごみの資源化を考える会など
 多数の市民活動団体で、持続可能な社会を前提とした、
 住民本位の地域づくりを目指して精力的な活動を行っている


松戸市の元市議、また「関さんの森」をまもる活動など環境問題に長年に渡り取り組んできた武笠さんをゲストにお呼びして、松戸市など東葛地区の高線量焼却灰問題についてお話をうかがいました。
焼却灰問題は千葉市も人ごとではなく、ブログの読者の方から詳細なメモ(資料)を送っていただきましたので引き続きブログで紹介していきたいと思います。
(なお、8月の勉強会はお休みして9月から再開しますので是非ご参加ください)


千葉県北西部の自治体では焼却灰を処理出来ず、清掃工場などに保管しています。これらの行き場のない高線量の焼却灰の一時保管場所として我孫子市と印西市にまたがる手賀沼終末処理場に施設を作るということを県知事が表明しました。今回はこれらのことなどを中心に松戸市の状況を話していただきました。

汚染状況重点調査区域として

松戸市は汚染状況重点調査区域として指定されており、松戸市除染計画および放射能対策総合計画を策定しています。千葉市と比較しても数字的にかなり線量も高く、放置していれば若い方たちが市外に引っ越してしまうなど市としてもきちんと取り組まざるを得ない状況です。
除染計画の概要は次の通り。
・今年8月末を目処に子ども関係施設および小学校の空間放射線量を毎時0.23マイクロシーベルト未満にすることを目指す
・一般住宅は小学生以下の子供のいる住宅を優先する。
当初は秋に運動会が出来るよう8月末を目処に学校は除染をする計画だったものが、熱中症などの対策の為、ほとんど6月に運動会を実施したとのことです。

焼却灰の「仮り仮り置き場」
Scan10036.jpg

2ヶ所ある清掃工場のうち、操業40年のクリーンセンターは地元との約束でプラスチックは燃やさないことにしているため、昨年の7月には飛灰から47400ベクレル/Kgと基準の8000ベクレルを大きく上回るものが出ており、今年5月段階でも約2万Bq/Kgと報告されています。
松戸は市内に埋め立て処分場がないため、他市に排出していましたが、原発事故以後秋田県に出したものから国基準をうわ回る放射性セシウムが検出され返却されています。それ以降は基準を下回ったものも受け取り拒否をされているとのこと。
8000ベクレルを超えるものは,「指定廃棄物」として国の責任において処分されるわけですが、引き取りもいつになるか判らず、県の一時保管所も地元の反対があり未定の状態。現在市内に仮置き場のための仮置き場、「仮り仮り置き場」の候補地を検討中とのことです。

4台の食品放射能検査器 

農産物の検査2台(ドイツベルトールドテクノロジー社製ガンマ線スペクト李メータLB2045)、給食食材とまるごとミキシング調査2台(日本・テクノエービー社製TN300Bベクレルモニター)で計4台で検査。
また市内在住者、事業者の方対象に販売目的の市内産農産物、家庭菜園等の野菜果物等持ち寄ったものについては農政が無料で測定しているそうです。

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