子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

作ってまなぶ?放射線(ガンマ線検出器) その2

(1)秋月シンチの追加データー

ベクモニの優れた点のひとつは複数のスペクトルを重ねて表示できる事ですが(EMF211では不可)バックグラウンド(水色)、セシウムを含む土壌(赤)で取ったデーターを重ねて比較してみました。
バックグラウンドは4時間、土壌は30分測定しました。(遮蔽なし)
キャプチャ  

カウントレート(cps)と空間線量率との対応データーを取ってスマートフォンのアプリと連動させれば線量計として使用できますが、5mm立方のセンサーではどうしても感度が厳しいので、10mm角のCsI結晶を注文しました。(プリアンプは共用なので検出ヘッドだけの製作ですみます)

あと、計数効率(感度)を高めるのと、スペクトロメーターとしてエネルギー分解能を上げるために
1)回路定数をいじってパルス幅を狭くする
2)PCのサウンドカードはノイズが多いのでUSB音源を使用してサンプルレートを上げる
などの対策を考えています。

(2)エアカウンターEXの追加情報

先日の記事でお知らせしたエステーのシンチレーション線量計「エアカウンターEX」のレポートが出はじめめました。
早川由紀夫の火山ブログ クリアパルス、ホリバ、黒タマゴ、白タマゴ


湘南パパ【エアカウンターEX検証】

「(MrGammaやRadiと比較して)低めかつ不安定」という評価ですが、CsIシンチレーターのサイズ(形状)が気になります。普及しているシンチレーション式線量計の検出部のサイズは以下の記事が参考になります。

様々な線量計に対する検出器感度の見積り方法について

シンチレーション式線量計の感度計算用自作ツール


何度か書いていますがシンチレーターのガンマ線計数効率(感度)は
・材質は原子番号の大きい(密度が高いもの)ほど有利
・材質が同種の場合は体積が大きいものほど有利

「指向性」というのはよく判りませんが、仮に検出器が扁平なプレート状で、ガンマ線が検出部に垂直に入射すると考えた場合、線源に対して検出部を傾けた方が実効的な厚み(体積)が増すので計数効率が上がるはず?です。

現物を見ていないので論評は早計ですが、エアカウンターEXはHoribaやClearPulseと比較するよりRAE Systems DoseRAE2Radex1503クラスと比較するのが適切なのかもしれません。

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