子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

6月の勉強会(ごみ焼却問題)の報告

6月12日に「まもる会」の定例の勉強会を開催し14名の方に参加していただきました。ご好意で当日の資料を公開して頂きましたので、あわせてお知らせします。

(1)長期低線量被曝とどう向き合うか
チェルノブイリ被災地への支援活動に長年に渡り取り組み、現地にも何度も訪問された吉沢弘志さんから低線量被曝についてお話をうかがいました。
SIMG2495.jpg

長期低線量被曝にどう向き合うか(pdf)


(2)がれき焼却問題について


「ママの集い」を主宰している後閑知子さんから千葉市の廃棄物問題について行政に聞き取りなどしてきたことを中心に報告がありました。

SIMG2496.jpg

当日の資料
千葉市の焼却場・最終処分場の放射能対策について(pdf)


参考資料集(pdf)

詳細は上記の資料を見ていだくとして後閑さんの感想を簡単にまとめると

・北清掃工場・北谷津清掃工場の排ガス・排水は、定期的な測定がなされていない。特に、北谷津清掃工場はバグフィルターもなく、他の2清掃工場より排ガス中の他汚染物質の濃度も高い

・「放射性セシウムの沸点(670℃?)より焼却温度(850℃)が高いから、気化して煙突から出る」という話がネット上でも出回ったが、850℃⇒70℃⇒200℃ と温度を下げているので、少なくともセシウム単体で、気体で漏れるのは考えにくいのではと思った。

・処理場の放流水の検出下限が高いので下げられないか。新内地の汚水処理場の処理フローはゼオライトでの吸着や、RO処理などは入っていない。流出総量を減らす観点から、ゼオライト吸着やRO処理を入れるとなおよいと思う。

・焼却灰1キロあたりで換算すると国の基準は満たしているが(灰総量で考えると、とてつもない量になってしまう。半減期の長い大量の放射性セシウム137を、長期間「封じ込め」管理ができるのか、が一番の疑問。

・土の処理方法を、市として示す必要があるのでは。
・質問があれば、いろいろ聞いてくださいとのことでしたので、皆さん聞いてみましょう。  


お話を聞いて気になったのは千葉市の「周囲の空間線量が上がらない=セシウムは出ていない」という説明です。清掃工場は100m程度の煙突を有しているので、仮に放射性物質が放出されたとしても近隣の線量が上昇すると考えるのは早計です。(環境アセスメントでNxなとの飛散シミュレーションデーターがあるはずですが)

あと、以前の記事などでも触れていますが8700q/kgの土壌でも点線源であれば1m離れれば空間線量にはほとんど寄与しません。問題は後閑さんがおっしゃっているように「総量」であって、薄めればよいと言うものではありません。
ところで下の写真で細野さんは「何をはかっている」のでしょうか? よく判りません。

2012031304-thumbnail2.jpg

各地の試験焼却後の放射性物質の収支については議論がありますが、個人的には「焼却炉や付帯設備に付着した」のではないかと考えています。つまり将来的に汚染が蓄積して当初の寿命より早く焼却炉が稼働できなるのではないかと危惧しています。

千葉市の清掃工場(新港、北、北谷津)
清掃工場

千葉市HP 新港クリーンエネルギーセンター
(A)
千葉市HP 北谷津清掃工場(B)
千葉市HP 千葉北清掃工場(B)


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