子どもを放射能からまもる会in千葉
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放射能対策についての千葉市当局の説明会

お知らせしたようにまもる会in千葉が千葉市に提出した「放射能対策を求める要望書」に対する説明会が開催されました。前日に開催された「ママの集い」で呼びかけたこともあって多くの子育て中のママさん達に参加していただきました。

放射能対策を求める要望書
要望書に対する千葉市の回答

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当日のやり取りの一部についてはすでにTwitterなどで発信されています。

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別に千葉市のフォローをするつもりはありませんが、千葉市の場合「除染基準1μSv/h」が建前ですが、これまで市の公開している各区ごとの空間線量測定結果を見ると独自「清掃基準0.23μSv/h」?というのがあるようです。
千葉市データー

ただし、この「清掃基準」はオープンな議論を元に明文化されたものではなく、どこを清掃するかは必ずしも市民の要望に対応するというより行政の判断によるので大変わかりにくいものです。(そもそも「どこを測定するか」も行政の裁量の範囲)

千葉市当局からは「色々な有識者の意見を聞いている」とのお話がありましたが、もっぱら放射線医学総合研究所の見解を採用しているようで、従来の原子力行政を推進してきた文科省配下の研究機関を筆頭にあげることについては当日も多くの異論が出ました。
「反対の立場の学者の意見も聞いている」とのお答えでしたが当会が不勉強なのか聞きなれない方が多く、例えば元放医研主任研究官で千葉市(緑区)在住の崎山比早子先生を千葉市が招聘したという話は聞いたことがありません。(崎山先生は現在国会事故調のメンバー)

「誰の話を聞くのか」も担当者の恣意的な判断ではなく意思決定の透明性が確保されていないと、単なる一方的な見解や価値観の押し付けになる危険性があります。

前にも書ましたが本来行政は「法に従って粛々」と進めるめるもので、市民の健康、安全に関することがらを「有識者」の意見により意思決定すること自体が法整備の遅れによる異常事態だという認識が必要です。

後閑さんのツイートにある「砂を食べても大丈夫」は放医研の鈴木室長の見解のようですが、「この場合どの程度の放射能濃度を想定しているのか?」と質問した所いきなり答えに詰まるという、思わずうなだれる様な一幕もありました。「食べても大丈夫」と言い切るなら千葉市の公園(砂場など)における平均的な土壌放射能濃度の数値の概要を把握していなければなりませんが、千葉市が測定したという話は知りません。

批判ばかり書ましたが、当会ブログで紹介しているようにさつきが丘犢橋貝塚公園(保育所、児童文庫周辺)やみはる野中央公園周辺(側溝)や先日の記事で触れた宮野木中央公園などについて道路維持課や公園管理課の皆さんが市民の要望に対して誠実に対応していただいている事には当日あらためて感謝しました。

ただし、汚染土壌が公園内にある場合は公園管理課、雨水で流出し側溝にたまると道路維持課(土木事務所)、調整池に流れ込むと下水道維持課が担当と、市民にとって非常にわかりにくい体制になっているのが現状です。(本来なら環境局が総合的な窓口になるのが望ましいのですが、「独自の放射能対策部門は必要ない」というのが千葉市の見解のようです。)

あと、お子さんが通っている小学校の給食を持ち帰り「独自に測定したいという要望を学校(教育委員会)に出したが断られた」という稲毛区のお母さんから発言があり、まもる会として「すでに花見川区では認めた例があるのに、なぜ稲毛区ではダメなのか?」と質問しました。
当日担当部局である保健体育課が出席していなかったため、学事課の方から「確認して後日返答」という回答をいただきました。この件については現在進行中のため後日経緯を公開します。

関連記事:
千葉市に放射能対策を求める要望書(2回目)を提出しました
議会への陳情書を提出しました

さつきが丘(犢橋貝塚公園、さつきが丘南公園)の測定結果
みはる野地区の放射線量を再測定しました(2)
宮野木中央公園の再測定

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