子どもを放射能からまもる会in千葉
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花見川区3公園の土壌放射能濃度測定結果

5月23日に採取した花見川区の3公園(横戸市民の森、鷹の台弁天公園、柏井第2公園)の土壌をちば市民測定室しらべルで放射能濃度を測定したので結果を公開します。
一応今回で予定した花見川区内公園の土壌測定は一区切りとなります。
他区については6月4日に美浜区内の残りの公園について土壌採取(空間線量測定)を行う予定ですが、今後の予定についてはあらためてお知らせします。


横戸市民の森(花見川区横戸台)
単位は[Bq/kg] 平米換算は[Bq/m2
ヨウ素131セシウム137セシウム134セシウム合計平米換算値
N.D564439100365,195

採取時の1m空間線量 0.11μSv/h

鷹の台弁天公園広場中央(花見川区横戸町)
単位は[Bq/kg] 平米換算は[Bq/m2
ヨウ素131セシウム137セシウム134セシウム合計平米換算値
N.D26919146029,900

採取時の1m空間線量 0.09μSv/h

鷹の台弁天公園脇国有地(花見川区横戸町)
単位は[Bq/kg] 平米換算は[Bq/m2
ヨウ素131セシウム137セシウム134セシウム合計平米換算値
N.D40829069845,370

採取時の1m空間線量 0.12μSv/h

柏井第2公園(花見川区柏井町)
単位は[Bq/kg] 平米換算は[Bq/m2
ヨウ素131セシウム137セシウム134セシウム合計平米換算値
N.D37525663141,015

採取時の1m空間線量 0.14μSv/h

これまでの土壌調査結果一覧データーから調整池、河川、局所的な濃縮部(宮野木中央公園)のデーターを除き平坦な公園中央部で測定、採取した、1m空間線量と実際に定量した放射能濃度の関係をグラフにしてみました。(横軸は空間線量[μSv/h]縦軸は放射能濃度[Bq/kg]です)
大局的には[空間線量が高い=放射能濃度が高い]と言えますがバラつきが大きく、この結果を見る限り空間線量から土壌濃度を一定の精度で推定するのは困難だと思われます。

fig1.jpg

土壌放射能濃度と空間線量の関係については以前もお知らせした学習院大田崎先生の考察が大変参考になります。
地表のセシウムによるガンマ線の空間線量率
より詳しい解説 ベクレルからシーベルトへ
surfaceCs.jpeg

簡単にまとめるのは難しいですが、障害物の無い(100m四方の)平面の土壌のセシウムが上図の様に均一な濃度で同一深さに均等に分布していると仮定した場合
fig2.jpg
1 Bq/m23.4×106 μSv/h

という関係が成り立ちます。上記から40000Bq/m2(放射線管理区域に相当)の平面の中心における1m線量は
fig3.jpg
3.4×106 μSv/h×40000=(3.4×4)×106+4 μSv/h0.14 μSv/h

で求められます。(「65倍換算」の逆で考えると40000Bq/m2 ≒615Bq/kg)

ところが実測値は上記の計算と大きく離れています。この原因は地形、測定精度や土壌採取方法のバラつきも考えられますが、「セシウムが均一な濃度で同一深さに均等に分布」という仮定(理想的条件)が事故後1年を経過して成立しなくなっている、考えるのが一番無理のない解釈ではないかと思います。

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