子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

ご自宅の土壌調査結果(1)

ご自宅の土壌調査の応募したいただいた結果が集まりつつありますので第1弾として10箇所の結果について公開します。ご協力いただいた皆さまにはあらためてお礼いたします。

1)測定結果について

自宅土壌調査(単位はBq/kg)
  Cs137 Cs134 Cs合計
千葉市花見川区長作町 585 436 1021
千葉市稲毛区作草部 179 124 303
千葉市稲毛区宮野木 233 183 416
千葉市若葉区都賀 248 172 420
千葉市緑区おゆみ野 105 86 191
千葉市緑区おゆみ野南 38 35 73
千葉市緑区誉田 109 81 190
八千代市八千代台南 589 432 1021
山武郡大網白里 174 132 306
八街市八街 68 55 123

このデーターは応募された方の一部のため結果については簡単にふれますが、土壌測定は地形、周囲環境、採取方法などにより測定装置の精度よりはるかに大きなバラつきが生じますので、近隣の公園などの測定値と比較し判断してください。

1000Bq/kgを超えた花見川区長作と八千代台南は地図上では接近した場所です。(共に京成線の実籾、八千代台が最寄り駅になる「一駅区間」の範囲です。)御本人から「一部濃縮したと思われる位置でも採取した」との申告もありましたが、それを考慮しても別の方が採取した土壌の数値がきわめて接近しているのは要注意です。

土壌測定は測定ポイントが増えるほどバラつきが平均化され確度が高くなりますので、まもる会でも近隣の公園の追加調査を行いますが皆さんのご協力を再度お願いしたします。


2)乾土と生土の差について
「土壌調査まとめページ」でも触れています応募された方からご質問がありましたので少し追記します。
Bq/kgは重量当たりの単位などで乾燥させれば数値は高めに、水を多く含む場合は低めの数値になります。(土そのものに含まれるベクレル量は変わらない)

なので生土の状態が「実際の濃度」とも言えるのですが、逆に言えば同じ場所でも降雨の直後と冬の乾燥した状態、水はけの良い悪いで数値は違います。
まもる会の土壌調査は乾土で行なっていますが、昨年3月時点での放射性降下物の降下量を推定するためにA点とB点を出きるだけ同じ条件で比較する事を目的としていますので、別に「危険を煽って」いる訳ではありません。(千葉県が環境省の指示で行っている湖沼などの土壌調査も全て「乾土」の数値で公開されています)

Bq-gravity.jpg

上のグラフは一旦乾燥させた土壌に水を加えて含水率(比重)を増やしながら放射能濃度(Bq/kg)を測定したものです。乾燥状態を「1」とすると加水すると単調(直線的)に濃度が低下しているので、水によるγ線の吸収や遮蔽など測定への影響は無視できる範囲と考えています。(ただし泥水のような極端なものは除きます)

今回は採取や前処理を依頼者の方にお願いしていますので測定した土壌には乾燥状態から生土に近いものまであり、それが数値のバラつきに影響しているというのはご了解下さい。

3)採取方法について
個人宅の土壌調査については
①利点:区切られた範囲なので降下物が大きく移動していない(特に芝生)
②欠点:建物近くでは水による濃縮が起きやすいので採取場所に注意
という問題があります。

深さについては「0~5cm」の範囲で採取をお願いしていますが、ご自宅の場合は採取位置が限られるので公園の様に「周囲に立木などない中央部の5m角の範囲から採取」と言った条件は無理です。

昨年6月にご自宅の土壌濃度を自費で測定された「まもる会」会員の方のご協力で a..表土を剥いだ場所 b.何もしていない場所 c.剥いだ表土を集めた場所を比較、再測定しました。
土壌放射能濃度は a:b:c が 1:2.4;4 でいったん「除染」した箇所は降雨などの影響があっても放射能濃度が変化(移動)していない事がわかりました。

あとご質問をいただきましたが土壌を「カラカラに乾燥させる」必要はありません。ただし、深さ方向や採取位置の異なる土壌をよく混ぜるには、ある程度乾燥させ固まりを潰さないと混ざりません。「しらベル」では持参された土壌は前処理はせずにそのまま容器に入れて測定しますのでご了解下さい。

関連記事

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://protectchildren311.blog.fc2.com/tb.php/358-e582c6be
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。