子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

坂月川上流域の詳細調査結果(その2)

(3)採取したクレソンの測定結果
土壌採取箇所のクレソンは根を残して採取しましたが流水でよく洗い泥などを除去し、さらに水を張ったバケツの中でゴミや枯れ草などの付着物を取り除き水気を切った状態で市民測定室「しらべル」にて放射能濃度の測定を行いました。

S0418972.jpg SIMG2205.jpg
クレソンの採取状況       1.8Lマリネリ容器に1.0L(476g)充填しEMF211γ線スペクトロメーターで30分計測しました。

以下にクレソンのスペクトル(測定結果)を示します。
クレソン  
Cs137が29Bq/kg Cs134が22Bq/kg 合計51Bq/kgの東電福島原発由来のセシウムが検出されました。(土壌放射能濃度を4000Bq/kg程度と仮定すると移行係数は1%強程度になります)

当然市場流通品ではありませんので、食品の新基準「100Bq/kg」には抵触しませんが厚労省がゲルマニウム半導体検出器による精密(確定)検査が必要と定めたスクリーニングレベル(50Bq/kg)を超える数値だという事は留意しておく必要があります。

(3)水中(土中)放射線量測定
土中放射線量測定器はシンチレーション検出器を防水仕様の堅牢なスリーブに収めて土中(水中)のγ線の1秒当たりのカウント数(計数率=cpm)を表示するもので、直接μSv/hやBq/kgに換算することは出来ませんが、部位ごと、深さ毎のカウント数を比較することは可能です。

土中挿入式フィールドサーベイメーター SSM-1

SSM-1.jpg

上のグラフは今回測定の2地点のカウントレート(縦軸-cpm)と土中挿入深さ(横軸-cm)の関係を図示したものです。レベルは異なりますがいずれも深さ10cmで最大となり20cmでも30~40%程度しか減じていないことから、地表部だけでなく一定の厚みの範囲が汚染されていると推定されます。

(4)広域線量マップ
詳細測定ポイント以外の箇所については谷頭橋~小桜橋の範囲についてはSWR測定チームの皆さんによりRT-30(2×2シンチレーションサーベイメータ)とGPSによるマップを作成していただきました。
RT-30による線量測定マップについては習志野谷津公園みはる野地区などの測定記事で詳しく解説していますのでそちらを参照して下さい。

坂月川左岸線量マップ

より大きな地図で 坂月川左岸(最大値)マップ を表示

なお今回右岸と左岸の測定マップは別々に作成しましたが、傾向について大きな差異はないと考えています。
坂月川右岸(最大値マップ)

なおGoogleEarth(Map)形式のkmlファイルを以下のリンクからダウンロードするか直接GoogleEarthで開けばマップ上で数値を直読できます。

2012年04月18日-坂月川-右岸-平均値.kml
2012年04月18日-坂月川-左岸-平均値.kml

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