子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

たんぽぽ舎を訪問し食品の放射能検査についてうかがいました

チェルノブイリ原発事故以来20年以上に渡って食品、土壌の放射能測定を行なってきた「市民測定所」の草分け、たんぽぽ舎を訪問して測定責任者の鈴木さんにお話を伺って来ました。

下(左)写真が20年以上使用している応用光研製の放射能測定器ですが、実は型番のないオーダーメード製品で、当時メーカーに無理に頼み込んで製品化したものだそうです。
遮蔽厚80mmで400kg程度あり、検出器には3.5inchのNaI(Tl)シンチレーターが使用されています。
遮蔽体は「だるま落とし」からヒントを得て分解した鉛のリングを積み重ねた物だそうで、下(右図)の商品化された普及モデルFNF-401 のプロトタイプ(原型)となったものの様です。

SIMG1999.jpg FNF-401.jpg

当時はNaI(Tl)シンチの検査器自体が他に例がなく試作機レベルからのスタートだったこともあり、アメリカから部品を取り寄せたり修理や改造に多くの手間や費用を要し、大変な苦労をしながら維持してきたと思われました。

鈴木さんは「検体は1kg以上」「測定時間は最低2時間、微量のセシウムを定量するなら10時間」というポリシーを昨年の3.11以降も守り続け、深夜や夜明かしの連続で一時は体調を崩されたそうです。
たんぽぽ舎の放射能測定室では1検体7,000円で一見高額に見えますが、試料の受付は総て郵送、前処理と検査後の試料の廃棄も含めての料金だとうかがって驚きました。

従って依頼者は個人もありますが、生協関係や生産者などのリピーターが多く試料も「出所のはっきりしたもの」がほとんどで、データーの公開についても依頼者との間に信頼関係があるそうです。

装置の由来の他、大学、研究機関のゲルマニウム半導体検出器とのクロスチェックや前処理方法、検査方法のノウハウ、依頼者へ提出するレポートの内容、依頼書の書式などについて具体的なお話をうかがった後、実際の測定作業についても見学させていただきました。

SIMG1998.jpg
もう1台のアロカ-キャンベラ製の世界に1台しかないカスタムモデル

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