子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

澤井正子さん講演会を開催しました

3月3日に沢井正子さんをお迎えして講演会を開催しました。今回は市外の方にも多く参加していただき、質疑応答の時間に多くの質問がよせられました。

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公演中の澤井正子さん(原子力資料情報室)

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まもる会代表長谷川弘美の挨拶
 
人間の記憶は短くあやういものですが、澤井さんの明快な解説で1年前の状況について改めて整理する機会を得ることができました。

・福島原発の現状は「小康状態」で、今後何十年も冷却を続けていかなければならない。
・溶融(メルトダウン-スルーした燃料を取り出して初めて「収束」
・「冷温停止」の本来の意味は「原子炉の圧力が1気圧で100度以下になること」、原子炉に穴があいて外界とつながった状態とは違う。
・計器が壊れ人も近づけない、現状がどうなっているのか、事故原因が何なのか1年たってもわからない

とのお話でしたが、特に印象に残ったのは、昨年10月に沢井さんが大熊町在住の友人の方の一時帰宅に同行したとき、完全に無人の街で、双葉病院の前に患者さんのベットが投げ捨てられていた風景に衝撃を受けたというお話でした。
1年たっても「復興」ところか3月11日と全く地続きの世界がそっくりそのまま残っている姿に原発事故の他の災害と全く異なる深刻さが現れていると思います。(テレビなどでは報道されませんが)
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双葉病院前(避難、搬送中に数十人のお年寄りが死亡したといわれています)

質疑応答の時間に「2号機爆発の動画の爆発音が3回聞こえるが?」という質問に「あの映像は20km離れた地点から超望遠レンズで撮影したもので、オリジナルの映像には音声は入っていない。youtubeの映像は作り物」というお答えがあり、場内がどよめきました。
ネットには不確かな情報もたくさんあり、私たちも判断に迷う事も多々ありますが、3.11以降は一人ひとりが自分でリスクを判断して行動していかなければならない、ある意味で厳しい時代だという点も沢井さんのお話からくみとれたと思います。

3月は守る会独自の勉強会はお休みしますが、今後も様々の分野の方たちのお話を聞く機会を設けていきたいと考えています。企画や要望などありましたらぜひお寄せください。

澤井さん講演音声ファイル(MP3 72MB)

当日の資料(pdf 12MB)

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