子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

稲毛区4公園で土壌採取とガイガーミーティングを行いました(1)

(1)山王ふれあい公園
山王ふれあい公園は昨年10月の千葉市の測定で0.15μSv/h(1m)で「まもる会」でも昨年10月18日に空間線量の調査を行った場所です。。

土壌採取時には必ず空間線量を測定していますが、今回は稲毛区にお住まいの方で大学(物理)を退職後も東芝製NaIシンチレーションサーベイメータ-をメンテナンスされて周辺の空間線量測定を行って来られた方に山王公園とあけぼの公園の測定に参加していただきました。
最近エステーのエア・カウンターも購入されたとの事でデーターの比較を希望されたのですが私たちにとっても参考になるので、是非にと測定への参加をお願いしました。

SIMG1850.jpg SIMG1859.jpg
左からエア・カウンタ、Radi、A2700  エア・カウンタで地表部の表示値

エア・カウンターは半導体検出器(フォト・ダイオード)を使用しているためシンチレーション検出器より感度が低く測定時間は5分程度時間を要するとメーカーのHPにあります。(測定中は表示値が点滅、確定すると静止 右上写真は「測定完了」表示が出て表示が静止した状態)
誤差が一定の範囲に収束してから測定値が確定するので、測定条件によっては必ずしも5分ではなく、早い場合と遅い場合があるそうです。

各線量計での測定値は下表の通りです。

山王ふれあい公園(中央)
1m1cm
A2700(MrGamma)0.110.15
Radi PA-10000.130.17
エアーカウンター0.180.17

SIMG1848.jpg SIMG1858.jpg
持参された東芝製サーベイメーター     測定箇所の周囲より土壌を採取

左上は東芝(1971年製)のシンチレーションサーベイメーターで立派に現役です。検出部は1×1inchのNaIですが、潮解性(空気中の水分によって結晶が溶解)がありますが気密性に注意し校正すれば長く使えるとのことです。表示値は当時のままmR(ミリレントゲン)でCo60(コバルト60)で校正してあるため5回の平均を取りμSv/hに換算するそうです。

(2)あけぼの公園
あけぼの公園も千葉市の昨年10月の調査で中央部で0.17μSv/h、入口の芝地で0.19μSv/h(50cm)と比較的高い数値が確認された場所です。

SIMG1860.jpg SIMG1862.jpg
公園中央(砂地)RadiとSIM-05     公園入口(1m)

あけぼの公園(中央 砂地)
1m1cm
A2700(MrGamma)0.130.20
Radi PA-10000.150.25
エアーカウンター0.17-
Jupter SIM-050.14※-
※10回測定の平均μより (μ-0.06)×1.1 の換算値

千葉市による測定で50cm線量が0.19μSv/hだった公園入口の芝地についても確認しました。

あけぼの公園(入口 芝地)
1m1cm
A2700(MrGamma)0.130.19
Radi PA-10000.150.24
エアーカウンター-0.25

エアー・カウンターについて結果をまとめると

測定時間の5分(場合によっては5分以上)は長く感じること、精度的に行政の使用しているアロカのシンチレーションサーベイメーターの数値と比較しようとすると不満があります。(60万円対5千700円 アマゾン調べ)

ただし、エアー・カウンターは高めの数値ながらシンチレーション検出器とそれほどかけ離れた数値を出すこともなく、身の回りの線量(特に線量の高い箇所)を確認するのには価格(アマゾンでは5000円台)から考えても十分有用な装置だと思われます。特に新型のエアー・カウンターSは測定時間が短縮されているようなので、同じ時間をかけるなら何回か測定して平均を求める方が良いと思います。

(3)宮野木中央公園

宮野木中央公園は上記2箇所と同様に昨年10月の千葉市の調査で、広場中央の1m空間線量が0.17μSv/hだった場所で「まもる会」の同時期の調査でも地表付近で0.19μSv/h、落葉の集積で0.45μSv/hが確認されています。

SIMG1868.jpg SIMG1869.jpg
宮野木公園中央 (芝地)        地表部の空間線量測定

土壌採取箇所については千葉市による空間線量測定箇所と対応が取れるように事前に位置を確認し空間線量を測定しています。(左上)A2700とRadiの結果もほぼ同等でした。

宮野木中央公園(芝地中央)
1m1cm
A2700(MrGamma)0.130.18
Radi PA-10000.150.18

SIMG1871.jpg SIMG1872.jpg
地表部 0.67μSv/h トイレ近くの舗装との境界部 公園管理課の職員も確認

土壌採取中に参考に測定した地表部で高い線量の箇所が帯状に確認されました。(歩道)舗装部と土との境界部で雨水によって放射性セシウムが滞留濃縮したものと思われますが、ちょうど現場で作業中の千葉市公園管理課の職員の方にも状況を説明し、数値を確認していただきました。

宮野木中央公園(通路脇)
1m1cm
A2700(MrGamma)-0.57
Radi PA-1000-0.67

この箇所については測定中も沢山の子ども達が自転車を押しながら通行していることもあり、急遽土壌を採取しました。ゲルマニウム半導体検出器による分析は時間がかかるため、取り敢えずNaIスペクトロメーターで「参考値」として土壌放射能濃度を計測し公園管理課に連絡することにしました。


今回測定箇所の過去のデーター(マップ)は以下を参照して下さい。

より大きい地図で2011年9月-2012年1月放射線測定まとめMAPを見る

長くなったので穴川中央公園については別途まとめます。
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