子どもを放射能からまもる会in千葉
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「赤いナターシア」がやってきた

「ガイガーカウンター製作&計測ワークショップ」を主催する宇都宮泰さんから旧ソ連製のガイガーカウンターJupiter SIM-05をお借りしてデーター取りを行って来ましたが、今回お願いして「ナターシア」(SIM-05)を1台調達していただきました。しかもカウンターの外部出力機能という改造付きです。
(ガイガーミュラー管がγ線を検知するごとに出力される信号(パルス)を外部の記録装置で直接記録、観察できます)

SIMG1806.jpg
ミニノートPC  HP-3600にUSB音源を介してナターシアの信号を取り込みます。
(HP-3600の内蔵音源より低ノイズで取り扱いが簡単です)

Scan10016.jpg
同封されていた「検査証」?手書きの日付(1992.10.25)と署名らしきものが
(ロシア語なので全く読めませんが)

gmclog.jpg

上は使用しているソフトウェアgmclogのスクリーンショットです。
gcmloggerはフリーソフトなのでどなたでも利用可能です。(とは言っていも用途は限られますが)
作者であるGpViolinさんのホームページ
ソフト自体はVectorからダウンロード可能です。

パルス信号の1分ごとのカウント数(cpm)と5分間の平均を表示、記録するほか宇都宮さんが提唱している定確度計測(一定のカウント数に達する時間を計測)も可能で以下の様なフォーマットのログ(テキストファイル)が出力されます。

MCLogger ( Geiger Muller Counter Logger ) by GpViolin

< 2012-02-13 >
File name : gc02131900.txt
---------------------------
GM管換算係数 = 300
定確度カウント値 = 1000
---------------------------

19:05:58   == 42 34 41 40 33 0.1267μSv/hr
19:10:58   == 37 40 39 42 32 0.1267μSv/hr
19:15:58   == 35 47 34 38 46 0.1333μSv/hr
19:20:59   == 37 35 33 27 40 0.1147μSv/hr
19:26:00   == 40 33 32 46 35 0.1240μSv/hr
19:29:44 == 33 32 43 -- -- 0.1200μSv/hr
19:29:44 -> 1616.46 -- -- -- -- -- -- -- -- -- 0.1237μSv/hr
19:29:44 Stop [CPM] == average = 0.1245μSv/hr
19:29:44 Stop [定確度] -> average = 0.1237μSv/hr


ナターシアはGM管を2本内蔵しているのでシングルのガイガーカウンターだとカウント数は概ねこの半分以下になりますが、線量当量(μSv/h)はカウント数に「GM管換算係数」を掛けたものです。

個体差もあるので検量線は実測値で引き直す必要がありますが、前回の実験の様に独自の換算係数によってA2700(シンチレーション検出器)の数値と合わせる事も可能で、その場合の最小値は0.01μSv/h程度になります。
これで長時間の定点観測(自動計測)が可能になったので屋外計測や市民測定室などでも活用していきたいと思います。
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