子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

千葉市に放射能対策を求める要望書(2回目)を提出しました

 2月1日、市長と教育長あての要望書を当会のメンバーなど5名で提出してきました。要望書の内容は主にこの間千葉市やまもる会が放射能測定をした結果、比較的線量の高い所やマイクロスポットなど濃縮が起きている所への対処についてです。

本日(2月4日)の東京新聞によると、横浜市瀬谷区の使われていない排水路付近でこれまでの最高となる6.85μSv/hというホットスポットが検出されたとのこと。これは横浜市の除染の目安(高さ1センチで0.59μSv/h)なので除染を急ぐとありました。

横浜は千葉市と比較しても空間線量に大きな差はないわけですから、下記の要望にも入れましたが千葉市でもこのような都市型の濃縮についてしっかりとした方針を持っていただきたいと考えます。
後日文書で回答していただき、前回のように説明会もお願いしました。また皆様にご案内致しますのでご参加下さい。

 放射能対策を求める要望書
 2012年2月1日

 千葉市長 熊谷俊人様
 教育長  志村 修様  
                             子どもを放射能からまもる会in千葉
                                    代表 長谷川 弘美
                               千葉市花見川区花園町2468-1

 福島第一原発事故はまもなく1年目を迎えようとしていますが、放射能問題は私達市民の生活の様々な面に大きな影響を及ぼしています。
千葉市においては昨年9月議会で放射能測定ポイントの拡大を求める陳情が採択されて以降、子ども達の活動する周辺の測定が実施され、結果が公表されてきたこと、給食のゲルマニウム検査、測定器の住民への貸出などが実施されていることに感謝するものです。しかしこの間、関東地方においても8県102市町村、千葉県内では9自治体が汚染状況重点調査地域に指定されるなど汚染の広がりの深刻さを再認識しているところです。
私達「子どもを放射能からまもる会in千葉」では、昨年より住民の依頼に応じて身近な所での空間線量や土壌の調査をしてきました。調査の中では、1メートルでの空間線量ではそれほど高くない場所でも、雨風によって放射能が移動し、思わぬところからマイクロスポットが発見されています。また人工構造物が多く裸地の少ない都市特有の濃縮によって、雨水が流れこむ調整池や河川から高濃度な土壌汚染や高い空間線量が計測されました。子ども達や市民が放射性物質の堆積物に接触したり、吸入したりすることで内部被曝し、健康被害を起こすことが懸念されます。そこで今後も千葉市として、的確な対策を実施していただきたく以下の項目について要望をするものです。

                       記

1,関東地方153区市のうち35%が子どもヘの影響や住民の不安に配慮し、環境省の除染基準「地表から50センチ~1メートルで毎時0.23μSV/h」より厳しくし、測定の高さを低くしたり線量を厳しくしているとの報道がありました。千葉市もこれらの自治体と同じように市民目線での基準を検討し対応していくこと。

2,千葉市がこの間測定した学校・保育所・公園などの空間放射線量のうち、0.23μSv/h以上の所については軽減対策を行い、結果を公表すること。

3,事故から1年近く経過し放射性物質が風雨により集積し、思わぬところで高放射線量が計測されるいわゆるマイクロスポットが問題となっています。横浜市などではこれらの箇所を順次計測していますが、千葉市においても子どもの使う施設や道路等を中心に地表近くを細やかに測定し、必要に応じ対処すること。

4,市民からのマイクロスポット等の通報があったときには、再計測や軽減対策など迅速に行うこと。

5,都市型の放射能濃縮が生じている調整池・河川への対応を早急に図ること。

(1)当会が(財)千葉県環境財団のゲルマニウム半導体検出器による分析を依頼した花見川区みはる野調整池の土壌の結果は、セシウム合計で36000Bq/kgでした。市の空間線量調査では0.24μSv/h(1メートル)ですが、濃縮の起きている箇所については空間線量から土壌の汚染密度を推定するのが困難であることがわかります。
現状ではフェンスで囲まれて一般市民が立ち入る事はありませんが、飛散防止措置が取られているわけでなく、乾燥した土壌が強風などにより近隣の住宅、公園などに飛散し、住民が高濃度の放射性物質を吸入する可能性があることから早急に対策を講じる事。

(2)同様に分析を依頼した花見川区こてはし台調整池の土壌の結果もセシウム合計で17700Bq/kgでした。また当会が実施した土壌採取箇所の1メートルの空間線量調査では最大で1.17μSv/hが計測されています。ここは子ども達のデザインを生かしこれまで地域住民の憩いの場として整備され、市民協働での維持管理もなされてきている調整池であり、現在も自由に市民が散策しています。
2つの調整池いずれの場合も、一般の処分場での埋立可能な上限値8000Bq/kgすら超えていることから、市はより詳細な調査を実施し、住民への周知と立ち入りの制限、線量の軽減対策等を早期に講じること。

(3)住民からの通報により当会が放射線量を測定した坂月川上流域モノレール下付近で、1メートルで最大0.43μSv/h、地表近くでは最大0.80μSv/hという極めて高い数値が計測されました。
高線量が計測されたのは住宅地からの雨水流入口周辺及び下流の区域です。近くに高校もあり多くの生徒がランニングの終着点として活用しており、また市民も散歩している場所です。市としても早急に調査し、市民への周知、部分的には立ち入りの制限をするなど対策を講じる事。また流域で同様の箇所がないかどうか調査すること。

(4)都市型濃縮では一度対処しても再び同じように雨水や風雨によって同じ所に放射能が集まる事が想定されますので定期的に計測すること。

以上の点について市としてのお考えを文書にてご回答いただくと共に、説明会及び意見交換の場を設定していただくようお願いいたします。
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