子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

坂月川上流域(若葉区)の放射能汚染

千葉市が貸し出している簡易線量計で周辺の放射線量を測定した方からメールで「坂月川上流のモノレール下付近で高い線量の場所がある」ご連絡をいただきました。

まもる会in千葉で1月18日、25日の2回に渡って坂月川上流のビオトープ付近とモノレールを挟んだ下流域について調査を行った結果、周辺住宅地からの雨水流入口付近を中心に河岸、河川敷の放射能汚染の広がりが確認されました。


より大きな地図で 千葉市若葉区坂月川上流周辺 を表示

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坂月川河岸(西)0.29μSv/h(1m)    流入口付近 0.34μSv/h(1m)

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流入口付近(対岸から見る)     流入口付近地表部 0.78μSv/h(5cm)

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さらに下流の東側河岸で計測     下流の東側河岸 0.35μSv/h(1m)

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下流の東側河岸 0.80μSv/h(5cm)   採土器で土壌を採取


大きいシートで1月25日坂月川上流域の調査結果を見る

測定結果のMapでも判るようにモノレール(道路橋)を挟んで上流域と下流域では線量分布が全く異なります。当初モノレールなど人工構造物からの雨水の落下、濃縮も疑われましたが、調査の結果、陸橋下の下水の流入口が主な原因ではないかと考えています。(マップに青矢印で示した箇所)

大規模(開発)住宅地の屋根、道路に降り注いた放射性降下物は一部の裸地、草地を除き大半が雨水と共に下水に流れ込み暗渠もしくはコンクリート護岸の都市型河川から終末処理場を経由して東京湾に流れ込むものと推定されます。(一部は高濃度の汚泥問題として顕在化しています)

ただし、こてはし台調整池や坂月川のように住宅開発地の雨水が自然河川の水源として供給された場合、放射性セシウムが周辺の土壌に固着、浸潤して極めて強い濃縮が起こる「都市型濃縮」の典型となってしまうようです。
(地表5cmの空間線量が0.6μSv/hを超えた3箇所について土壌を採取しましたので、放射能濃度について早急に分析機関への測定依頼を行う予定です。)

坂月川周辺は「坂月川愛好会」など地域の住民の方たちと行政が一体になって貴重な自然を保全してきた地域であるだけに、非常に残念な結果です。幸にも上流のビオトープや河岸からはなれた歩道周辺では若葉区の平均的な空間線量(0.06~0.09μSv/h)にとどまっており、影響のある範囲は限定されていますが、周辺には学校、障がい者施設などもあり、行政による詳細な調査と対処を求めていくつもりです。


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