子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

本日の勉強会と今後の予定について

(1) 本日(17日)の勉強会について

お知らせしたように花見川区長作町の農家である小川達也さんを講師としてお迎えして、放射能、農業、食の安全についてお話をうかがいました。
放射能の話は時としてつらく苦しい事が多いのですが、フランスに渡って料理人として修行し在ブラジル日本大使館の料理長を経験された自由人としての小川さんの面目躍如、時として笑い声もおきました。

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小川さんは子育て中の父親として、土にまみれて仕事をする当事者として放射能問題について敏感にならざるを得ない当事者であると同時に生産者として消費者と向き合う難しい立場にあるのですが、こうした会に参加していただいた事に感謝します。

まず感じたことは原発事故以前からの問題、農家の高齢化です。一口に農家と言っても世代間によって放射能問題の受け止め方が違う、というのは消費者の側と全く同じです。
もう一つは農家として作物(生命)と向き合ってきた小川さんの多様性を大事にする考え方です。
稲をとっても土壌や水など生育条件によって放射能の影響は異なるし、当然地域や品目の違いもあります。
人間ならなおさら年齢、生活形態や持病の有無など「○○ベクレルまで安全」と一律に言えないという事を強調されていました。

具体的なお話として、当面食べるのを控えるか注意すべき品目として「事故当時、葉や根が出ていたもの、キウイ、ハーブ、山菜などと野生動物の肉(皮ごと食べるのは避ける」、「正月に放射性物質の降下量が増えたが、舞い上がった土は葉物類の芯に集まるのでよく洗い、芯(根)は取り除いて食べる」「野菜を茹でこぼすとセシウムは減るがミネラル類も失われる」「サプリメントで補うのは薦めない、畑に対する化学肥料と同じ」放射能対策で失われるものを栄養学的に無理なく補う方法を考えて欲しいとのことでした。

最後の質疑で学校給食や校外活動のリスクについて質問がありましたが「子どもの思い出(一生の糧)になるものならやらせたい。そのかわりリスクを挽回する方法を親が考える」というお答えでした。小川さん自身も自分の考えを押しつけるものではない事を明言していましたが、最後は自分なりの価値観を持ち柔軟で合理的に行動するという点で、必ずしも意見が一致しない人でも小川さんの話に同意する所は多いのではないかと思いました。

(2) 今後の土壌調査予定について


土壌調査についてはブログでお知らせしましたが、「まもる会」のスタッフで候補を絞り、本日の勉強会終了後に千葉市公園管理課、下水道維持課を訪問して経過を伝えるとともに簡単に打ち合わせを行いました。
(詳しい調査地点は後日公開しますが、測定結果によりポイントの変更、増減の可能性があります。
日程については

1月20日稲毛区北部(山王ふれあい公園、あけぼの公園)
1月23日花見川区(横戸緑地、横戸公園、みはる野緑地)
を予定しています。
1月23日の土壌採取には習志野谷津公園の測定に協力していただいたSWR株式会社様の支援を受けて空間線量の精密測定を行う予定です。各ポイントの調査には公園管理課の職員が立ち合いを予定していますので時間等は確定次第告知しますので、ご近所の方はぜひご参加下さい。

(3) 3月の講演会予定

昨年7月に崎山比早子さん(元放射線医学総合研究所研究官)の講演会を行いましたが今回は、福島原発事故から1年を経過した3月に、原子力資料情報室の澤井正子さんをお迎えして講演会を開催します。
詳細についてはあらためてお知らせしますが、現時点で確定しているのは以下の通りです。

日時:3月3日(土)14:00頃から
場所:花見川区保健福祉センター3階大会議室
講演内容:「福島原発事故から1年」(仮題)

Masako SAWAI澤井 正子 1953年東京生まれ、中央大学経済学部卒業。チェルノブイリ原発事故後、故高木仁三郎さんが主宰した「反原発出前お店」の活動に参加し、各地の原子力発電所や青森県六ヶ所村を訪れる。1992年から原子力資料情報室スタッフとなり、再処理、廃棄物問題を担当。原子力資料情報室」は、原子力エネルギーに依存しない社会のあり方を求めて調査/研究活動をおこなうNPO。


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