子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

幕張西第2公園周辺の放射線測定を行いました

(1)幕張西公園の測定結果

美浜区の高層住宅にお住まいの方から、お子さんを連れて利用している幕張西第2公園について測定依頼がありました。(千葉市による美浜区内の公園の測定ポイントからは外れています)
あわせてご自宅内の放射線量が知りたいという要望もあり調査を行いました。


より大きな地図で9-12月放射線測定まとめMapを見る



テニスコートフェンス前の「吹き溜まり」や公園外の側溝で地表部を含め線量が上がる傾向が見られましたが1m線量は0.1μSv/h(平均) 程度で、周辺を以前に測定した結果とほぼ同じ数値が確認されました。

SIMG1477.jpgSIMG1479.jpg
幕張西第2公園グランド(左上)と公園外の側溝(右上)

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地表部でRADEX1503とMrGammaの指示値(左上)と歩道の資材置き場フェンス前1m(右上)

今回依頼された方もガイガーカウンターを購入しご自宅や周辺の放射線量を測定しておられますが、以前紹介したみつわ台や市川市の方と同じく「自宅内の線量が高い(0.1~0.14)、外と変わらない」という疑問があり、MrGammaとの比較をしたいというのが今回依頼された動機の一つだとうかがいました。

「まもる会」でも個人住宅については過去数十件の調査を行って来ましたが高層住宅については前例がないため、お言葉に甘えてご自宅にうかがいました。
例のごとく個人情報に関わらない概略の公開について許諾をいただきましたのでご了解下さい。

まずベランダ(屋外)は0.04~0.05μSv/h(1m)ベランダ床部は0.03μSv/hという数値で単純に地表から離れるほど線量が下がると考えて良いと思います。室内はベランダとほぼ同等で、このくらいの線量になるとコンクリート中のカリウム40(K40)の影響を考慮しなくてはならないのかもしれません。
RADEX1503ではやはり0.1以下の数値は表示されませんでしたが、左上の写真の様に地表部分などの0.2μSv/h以上についてはよく一致しているように見受けられます。

(2)低線量時のガイガーカウンターの表示値について

まずシンチレーション検出器とガイガーミュラー管の表示値の差異は検出原理によるものであって「優劣」とか「価格」で評価するものではない事は最初に書いておきます。

原発事故で放出された核種はセシウムだけではありませんし、セシウムはガンマ線だけを出すわけではありません。ただし、紙やプラスチックでも遮蔽されてしまうα線やβ線に比べ100mも飛ぶγ線は検出しやすく(貫通力が高い為に補足しにくい面もあるようですが)特に、シンチレーション検出器はある範囲のエネルギーのガンマ線だけに特異的に反応します。
したがって原発事故由来の放射性物質の拡散状態や放射線の強度分布を確認するには、シンチレーション検出器の線量計を用いてγ線の空間線量を測定するのが一番容易である、ということですが「それだけで良い」「他の方法は間違い」という話とはイコールではありません。

Q1.報告される核種が131I, 134Cs, 137Csばかりなのはなぜですか。

「ガイガーカウンター製作ワークショップ」の宇都宮さんの

ガイガーミュラー管の複数接続についての考察 

の「前説」の部分は(かなり難解ですが)非常に参考になります。

ガイガーカウンターのいわゆる「下駄」(シンチより0.04~0.07程度高く表示)については熱雑音や回路上の問題、あるいは「β線を拾うから」といった通り一遍の解説だけでは説明がつかない(少なくとも個人的には納得できない)のでデーターを取ってみたいと考えています。
もし可能なら1週間程度ガイガーカウンターを貸し出していただける方がいらっしゃったらご連絡いただきたいと思います。(送料は当方負担で、万が一テスト中に破損したら当方で弁済いたします)

以前国民生活センターでのガイガーカウンターの評価について触れましたが「宇宙線」の影響の有無を確認するなら(15mm程度の鉛板のへなちょこな遮蔽では問題外)大江戸線の飯田橋駅で鉛箱に入れた状態で表示値を見てみたい思います。
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