子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

谷津公園で合同測定会を行いました(1)

12月21日に習志野市谷津公園で「子どもを放射能からまもる会@習志野」と「まもる会in千葉」で合同測定会を行い地域のお母さん達にも沢山参加していただきました。

合同測定会も始めてでしたが今回は福島県の現地調査や除染実験を千葉大、東工大に協力して行なっておられる(株)SWRの山口技術部長をはじめスタッフの方にゲストとして参加ねがい測定をサポートしていただきました。
原発事故という未曾有の事態に直面して、市民活動と高い技術力を持つ企業という異質な存在がどう結びついていけるのか、将来的には行政も巻き込んで市民のニーズに答えられる様な活動を展開するために、お互いに手探りの状態ですが、まずはその一歩として企画しました。

SIMG1426.jpgSIMG1424.jpg

最初に山口さんから使用装置と事前に測定したデーターについてレクチャーを受けました。
右上の写真の上から記録、表示用のPC、RT-30(サーベイメーター)NHJ2(半導体表面汚染計)です。

RT-30 は食品放射能検査器やモニタリングポストにも使用されている2x2inchのNaI(Tl)シンチレーターを搭載した高感度のサーベイメーターで核種判別機能を持ちスペクトロメーターとしても使用できます。
下図は千葉大学CEReSの近藤先生とSWRの山口さん達のチームが車両に搭載したRT-30 で福島県飯舘村、浪江町を測定して作成した線量マップです。

hukushimaGEO.jpg

これらの調査の詳細については
千葉大 近藤先生のHPの資料
東電福島第一原発事故による飯舘村および周辺地域の環境汚染の現状 -空間線量率等詳細調査結果速報-

福島県川俣町における空間線量率・表面汚染密度等調査報告

をご覧ください。

下のマップはSWR測定チームが事前にRT-30 の線量データーとGPSの位置情報をBlueToothでリンクさせたプログラムで自動作成したものです。(サーベイメーターを持って移動するだけで線量マップが作成可能)

今回測定に同行してRT-30 は数秒で確度の高い数値が得られるので短時間で「くまなく」空間線量を測定できること、また応答が早いのでマイクロスポットを探すのにも適していると感じました。
また、計測時間は比較になりませんがClearPulseのA2700(MrGamma)でRT-30とほぼ同等の結果が得られたことも今後の測定にあたって大きな収穫です。


より大きな地図で 谷津公園2011-12-21 を表示

上のマップはkml形式のデーターをGoogleMapで表示したものですが、3Dグラフィック性能が高い比較的新しいPCを利用できる方はGoogleEarthをインストールしてこちらのkmlファイルを開いてみて下さい。

SIMG1428.jpg SIMG1430.jpg

マップの情報を基にRT-30 (スペクトロサーベイメーター)とNHJ2(表面汚染計)とMrGamma2台で砂場や側溝など気になる所を測定して数値を比較しました。

SIMG1436.jpg SIMG1433.jpg

干潟寄りの落葉の上を測定しましたが、以外と線量が低いのに皆さん一安心でした。山口さんの福島での測定状況をうかがいましたが、今年の落葉より去年の古い落葉の上に付着した放射性降下物の影響が大きいそうです。(左上写真)
右上写真は植栽の土壌で0.2μSv/h(1cm)が表示された箇所ですが石垣の花崗岩に含まれる自然核種の影響だとわかりました。(核種判別で原発由来のセシウムではないと判定)

長くなったので測定結果の詳細やNHJ2の技術情報は次回にまわします。

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