子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

千葉市以外の自治体が使用している食品放射能検査機について

更新履歴
今となっては千葉市は論外としても4月からの基準値(検出下限25Bq/kg)では運用が厳しい装置も出てくると思われます。(2012.2.20)
佐倉市を追加しました(2012.2.11)
成田市を追加しました(2012.1.12)


メールで教えていただいたのですが千葉県のHPにある

県産農産物の放射能モニタリング検査結果 

県内市町村が実施した検査結果
 

県内市町村において、ゲルマニウム半導体検出器及び簡易型検出器により検査を実施する場合、市町村の検査計画を県の検査計画に位置付け、県は市町村と一体的に検査を実施していきます。


とありますが「なぜ千葉市が入っていないのか?」というご質問もあわせていただきました。
直接お答えする内容ではありませんが以前の記事で「千葉市以外の自治体が貸し出している放射線量計」を調べましたが、同様に食品検査機についてもまとめました。

「検出下限」については使用容器(試料重量)、測定時間、誤差などについてメーカーごとに条件、定義が異なりますので文科省が事前検査に使用する検査装置の「目安」?としている40Bq/kg  をクリアー出来るかだけ判定しました。(千葉市は「まるごとゲルマニウム検査」を実施しますが文科省の通達は「食材段階での事前検査」を目的としたものです)

千葉県

佐倉市

使用装置 NaI(Tl)スペクトロメーター メーカー CANBERRA CAN-OSP-NAI
検出下限40Bq/kg OK
P1268223(2).jpg

食品・農産物等の放射能測定検査の実施について

2.農産物等の測定について検査装置、検査場所 給食食材と同様です。検査対象 ①市内で生産された出荷・販売を目的とした農産物及び市民農園、家庭菜園等の農産物
 ②その他市内農産物の生産に供する土壌、堆肥等
 ※小売店等で購入した農産物、その他の食料品及び検査希望者が他者から譲り受けた農産物等、その他の食料品は検査対象外とします



成田市

使用装置 NaI(Tl)スペクトロメーター メーカー CANBERRA CAN-OSP-NAI
検出下限40Bq/kg OK
PK2012011202100017_size0.jpg

農産物等の放射性物質の簡易検査について

検査の対象
 (1)市民等が出荷、販売を目的に生産栽培した農産物等
 (2)市民等が自家消費を目的に生産栽培した農産物等
※農産物等とは
 食用を目的に生産栽培された農産物、畜産物、林産物、水産物及びこれらを生産栽培するために用いる土壌、肥料、堆肥、土壌改良資材、培土、飼料、水をいいます。
※市民等とは
 市内に住所を有する個人または、市内に事業所を有する農産物等の生産者で組織する団体をいいます。


柏市

市による市内農産物の放射性物質検査結果

農産物の放射能検査について詳しい説明がありました。
市による市内農産物の放射性物質検査の流れについて

使用装置 NaI(Tl)スペクトロメーター メーカー EMFジャパン 211 
検出下限40Bq/kg OK
kasiwa02.jpg kasiwa01.jpg
右上が遮蔽容器(鉛50mm)左はPCによる核種判別とセシウムの定量

松戸市
市が実施した松戸市産農産物の放射性物質検査結果について

市では、国の交付金事業を活用して簡易型放射性物質検査機器を導入し、JAとうかつ中央と連携をとりながら、農家が生産販売する松戸市産農産物の安全性の確認と、生産者や消費者の不安解消のため、放射性物質検査を実施しております。

使用装置 NaI(Tl)スペクトロメーター メーカー ベルトールドLB2045  
検出下限40Bq/kg OK

我孫子市
市が実施した我孫子市産農産物の放射性物質検査結果

使用装置 NaI(Tl)スペクトロメーター メーカー ベルトールドLB2045  
検出下限40Bq/kg OK
abiko.jpg
写真はLB2045の遮蔽容器(鉛50mm)と専用解析装置


流山市

流山産農作物の放射性物質簡易分析検査の結果

使用装置 NaI(Tl)スペクトロメーター メーカー EMFジャパン 211 
検出下限40Bq/kg OK
nagareyama.jpg
柏市と同じEMFJ 211

市川市
市による農産物の放射性物質の独自検査の実施について

使用装置 NaI(Tl)スペクトロメーター メーカー EMFジャパン 211 
検出下限40Bq/kg OK


野田市、鎌ヶ谷市とも核種判別可能なNaI(Tl)スペクトロメーターを使用しているようですが機種についてはわかりませんでした。ご存じの方は是非情報お願いいたします。
その代わりと言ってはなんですが以下の記事を紹介します。

産経 自治体、独自検査の動き活発化 農産物の放射線量 分析機器導入で安全性PR

野田市 
野田市産農産物の検査結果について

使用装置 NaI(Tl)スペクトロメーター メーカー 不明 
検出下限40Bq/kg maybe

鎌ヶ谷市
農産物の放射性物質の分析結果について

使用装置 NaI(Tl)スペクトロメーター メーカー 不明 
検出下限40Bq/kg maybe

なお、前記の千葉県HPにあった船橋市、白井市はすべてゲルマニウム半導体検出器を持つ外部分析機関への委託になっています。

千葉市
千葉市内の流通食品の放射性物質検査について

使用装置 空間線量計 メーカー 日立アロカ TCS172B
検出下限40Bq/kg NG

千葉市の場合「『厚労省食品緊急マニュアル』にある最低限のことさえすればよい」との市長、部局幹部の判断が他の自治体との対応の違いになっているように思います。

千葉市の流通食品の放射性物質検査について(その1


測定器
千葉市の鉛2mm遮蔽の食品「検査機」、センサーはクリップでぶら下げ、手前の空間線量計の数値を読み取る。

読売 県教委給食食材検査へ

使用機器の検出限界値は、千葉市教委が同67・8ベクレルと比較的高い以外は同10~30ベクレル。このうち市川市や松戸市、野田市など7市は暫定規制値以下でも、検出限界値を上回った食材は使わないことにしている。
逆に、千葉市教委は、仮に新基準が同40ベクレルとなった場合、自前の検査機器では対応出来なくなる。このため、同市教委の担当者は「国の対応を注視して検査機器の追加購入も含めて検討していきたい」と困惑気味に話した。


困惑しているのは市民の方なのですが、ところで67・8ベクレルは本当に検出限界値なのでしょうか? 次回は千葉市の食品検査機?の精度について再度検討したいと思います。
(by otto)
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