子どもを放射能からまもる会in千葉
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みはる野地区の放射線量を再測定しました(2)

(1)みはる野公園と周辺データーのまとめ

みはる野公園の1mデーターを地表状態別に整理しました。
土、草地(芝)  0.16μSv/h(芝生、裸地、植込みなど)
砂地       0.11μSv/h(バスケットコート、遊具脇など)
公園外側溝    0.21μSv/h

みはる野公園8月時点と比較して全体に線量が低下していますが、砂地の箇所でその傾向が顕著で、裸地や草地では減少傾向は緩やかです。側溝の例をみても比較的狭い範囲でも線量分布がまだらになっている様に見えます。

ちなみに千葉市が測定した「広場 1m 0.09μSv/h」はバスケットコートと思われます。(左図の青マーカーの部位)逆にそれに該当するような線量の低い箇所は他に見当たりませんでした。

千葉市内の他の例(宮野木公園)などでも千葉市が測定した公園中央(砂地 0.09μSv/h)に対し数メートル離れた草地では1m 0.14μSv/hと地表状態により差が生じているようです。



側溝の土砂の堆積物は以前調査したさつきが丘犢橋貝塚公園と同様に西、南面にあり、他の方向には見当たらない事から風向きや雨水の流れの影響が大きいと思われます。

厳密に「同一箇所」とは言えませんが8,9~11月の1m測定値を比較可能な箇所について以下の表にまとめました。 
8~9月11月
公園内バスケットコート0.190.09
公園内芝生の斜面0.240.16
公園内ベンチ前0.230.16
みはる野東南角地0.160.18
すずかぜ公園(中央)0.160.16
第1緑地フェンス前(1)0.280.21
第1緑地フェンス前(2)0.190.18
第1緑地フェンス前(3)0.150.14
第1緑地フェンス前(4)0.180.16
第1緑地遊歩道 0.200.18

やはり上記の様に大きく低下している箇所と変化が少ない箇所、いわば「下げ止まり」傾向の箇所が混在しています。今後原因を特定するためにも場所を確定して1ないし2ヶ月に1回程度の定点での観測を計画しています。
なお、公園周囲の側溝の1μSv/hなど高線量部分については測定後、住民の方が千葉市土木部に対処(清掃)するよう申し入れたとメールで教えていただきました。


(2)みはる野調整池について

調整池については9月に調査し1m線量(0.3μSv/h)1cm(0.6μSv/h)、千葉市による10月12日の調査では0.24~0.24μSv/hという結果を得ています。
調整池自体は住民の立ち入りが禁止されているため直接空間線量が問題というより汚泥の放射能量が重要だと考えています。前回同行していただいた千葉市下水道管理課の担当者の方に了解を得てサンプルを採取しNaIスペクトロメーターでの測定によりおおよその数値は確認しましたが、乾燥した状態で試料が200g程度のためゲルマニウム半導体検出器の検査を行うには量が不足しています。今後みはる野も含め公的施設における土壌調査(サンプル採取)については候補を挙げた上で市に一括して許諾を求める申し入れを行なっていきたいと思います。        


(3)今後の測定予定
 
11月はこてはし、柏井、横戸、みはる野なと千葉市(花見川区)北部を集中的に測定してきました。その流れで花見川団地、作新台と千種町(清掃工場)付近の測定を考えています。この間集中して測定しているのは
1)冬季は低温で降雨がすくなく土壌に固着した放射性降下物はほとんど移動しない(群馬大早川先生の予測
2)側溝などに滞留している降下物は乾燥と北風や来春の「春一番」で再飛散する可能セがあることによります。
それ以外では横戸地区の住民の方から「市民の森」より横戸緑地の方が住民の立ち入りが多いとの事で追加測定の要望をいただいています。

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