子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

園生市民の森などの調査を行いました。

稲毛区北部の園生市民の森と園生町(六方調整池緑地-動物公園)について放射線量を調査しました。
両者とも居住地域とは隣接していますが、土地利用としては住宅でも公園でもなく比較的人の手が入らない区域であり環境影響の調査を目的に行いました。

(1)園生市民の森
市民の森は公園と異なり私有地を市が借り上げて環境の保全をはかっているもので、維持、管理については周辺住民の方のボランティアによって行われている点が公園とは異なります。従って厳密に言えば私有地ですが、公共の場所として市民に開放されているので調査自体は問題ないと考えています。(ただし想定していない支障があればデーターは削除する場合があります)

下図は園生市民の森と測定ポイント(クリックすると地図を表示します。)
園生市民の森

地表部分は全体に線量が周囲より高めの印象を持ちますが、図の上(北側)の調整池木道付近で1m空間線量が0.2μSv/h以上、木道1cmで0.4μSv/hの部位がありました。
(左下写真の手前が調整池に設置された木道で、奥が北になります。)
木道0.4μ
 
下は木道断面図です。上の写真の0.4μSv/hは木道の床部から外部に向かって腕を伸ばして測定したもので木道上の1cm=地表(水面)からの高さは1m程度あります。柵があり下は泥土で、明示はされていませんが立ち入りは禁止されているようなので泥土表面の線量は確認できませんでした。
木道S ただし左図で言えば木道上の山側で1cmを測定した結果では0.12~0.18程度です。

以下は全くの推測ですが
①「市民の森」自体が北(図の上側)に向かって傾斜しており、調整池は「谷地」に当たる部分で地表や樹木に付いた放射性降下物が雨水で集まり滞留しやすい場所であると思われます。
ただし団地側からの雨水の流入等の影響は全く不明です。

②木道は山側斜面に沿って設置されているので、地表と平行ではなく斜面の影響を多く受けている可能性があります。他の部位についても地表より1m線量の方が高い傾向がありますが、残念ながら私たちの知見では原因について明快に説明することができていません。

最初に書いたように市民の森は人工的に造成、管理されている公園とは異なり自然林の面影を残す貴重な場所です。線量が高いのは木道の一部の足元付近で、常時人が通行する場所ではありませんが。そうした残された貴重な自然環境が少なからず汚染されたことは非常に残念です。


(2)六方調整池多目的施設(緑地)

千葉市の測定した親水公園より南部の、地形的には谷地で緑地や動物公園の臨時駐車場として利用されている地域です。空間線量(1m)の平均は0.12μSv/h程度ですが、近隣の公園(中央部)はいずれも線量が低く(それ自体は喜ばしいのですが)その結果だけで地域の線量を代表させるのは早計ではないかと思います。


測定結果一覧


9-10月測定まとめMAP

より大きい地図で9-10月測定まとめMAPを見る


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