子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

神奈川県の文科省モニタリング結果と横浜市などのホットスポットについて

本日(13日)の千葉市の説明会については会のスタッフがまとめていますので、関連する事項について

前回の文科省モニタリング結果で触れなかった神奈川県の結果です。凡例が切れてしまいましたが川崎、鶴見区の臨海部と緑区の南北端に0.1-0.2μSv/h(空間線量 セシウム蓄積量だと1万~3万ベクレル)の範囲がわずかに確認できますがお茶で問題になった足柄も含めて「クリーン」の様に見えてしまいます。

文部科学省による東京都及び神奈川県の 航空機モニタリングの測定結果について

神奈川県放射線モニタ

神奈川(横浜市)の最近の放射線関連のトピックですが

毎日 放射性物質:横浜でストロンチウム検出 80キロ圏外初


関連記事(神奈川新聞)を列挙すると

港北区の側溝から高濃度セシウム、市内最高値を検出/横浜 

横浜市鶴見区の小学校で毎時0・96マイクロシーベルトの放射線量検出/神奈川


港南区の中学校で、毎時0・7マイクロシーベルトの放射線量を検出/横浜

港北区内保育園や小中学校最大で0・63マイクロシーベルト、市が空間線量測定/横浜

日吉台中で最大0・97マイクロシーベルトの放射線量検出/横浜市

綱小で放射線量検出、市が堆積物撤去し保管/横浜

以前も書きましたが土壌の露出の少ない都市部では「ウエザリング効果」によって空間線量の低下が見込めますが、副産物もあります。一つは大量の放射性物質を含んだ下水汚泥、もう一つが変則的に出現するホットスポットです。
港北区の側溝については当ブログの千種鉄工団地(0.7μSv/h)の記事に追記しましたが空間線量0.11~0.91μSv/h、土壌放射線濃度3030~4万200ベクレルというスポットが存在するというのは文科省モニタリングからでは想像つきません。

1m空間線量は30~40m程度の範囲の積分値になるので、千葉市内などの測定結果からもそうしたスポットがあっても空間線量に大きく寄与するわけではありません。
(船橋アンデルセン公園の高線量箇所(5.7μSv/h)も局所的な地表1cmでの汚染なので、それ自体で「飯舘村と同じ」とか評価はできません。ただし屋根の放射線量は調べたほうが良いと思います。)

本日の説明会で市の担当の方と話が噛み合わなかった点ですが、参加された子育て中のお母さんには子どもたちが砂まみれになったり、落葉を触ったりする事に対する不安が大きいのです。


その点で上に挙げた記事の例だと横浜市の場合は
市民が市に通報→市が調査→汚染土壌を市が撤去、保管→調査範囲を拡大 という流れができている事、また建物の屋上の調査をしていることなどは大いに評価に値します。

つまりスポットを空間線量で考えるのではなく「表面汚染」(直接肌に付いたり吸い込んだりする)として別に評価し対処する必要があるので「国の基準がないから調べない」というのは本末転倒です。(実はありますが)

市は何か非常に警戒して「除染」という言葉自体を嫌っているようですが、私達は「ブルトーザーで表土を剥ぎとれ=面的な除染をやれ」と主張しているわけではなく、高濃度の汚染部分を取り除くために調査が必要と言っているのです。
今後市民の自主的な清掃(除染)を推奨するなら作業自体に市が関与しなくても側溝の泥などが通常の清掃で対処できるレベルかの情報を提供するのは市民の安全のため必要だと思います。

最初から多大な経費をかける事を要求しているのではなく、可能な範囲で被ばく量を小さくするという合理的な判断を求めているのです。同じ空間線量のレベル(横浜市の方が低いのですが)同じ政令指定都市である横浜が出来ることが千葉市には出来ない理由は、あまり思い当たりません。

私たちは現用のサーベイメーターでも他の自治体の様に地表10cmを「参考値」として計測することは可能だと考えますが、千葉市が測定に支障があると考えるなら、表面汚染の測定には文科省、原子力安全委員会はGM管サーベイメーターの使用を推奨しています。(もともとCs137,134はβ核種)
数値自体にこだわる必要はありませんが、「基準がない」との回答があったので表面汚染については原子力災害対策本部が「除染を要する濃度」として13,000cpmを策定している事を書いておきます。(当日15,000cpmと発言しましたが訂正します。)

GM管サーベーイメーター



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