子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

東京、神奈川の文科省航空モニタリング結果

東京、神奈川の航空モニタリング結果が公開されましたが、とりあえず東京都の問題にだけふれておきます。

文部科学省による東京都及び神奈川県の 航空機モニタリングの測定結果について

東京都航空モニタリング Cs134,137合計
tokyo_Cs.jpg

千葉県のモニタリング結果についても書いてきましたが、少なくとも江東地域の汚染(ホットスポット)という事実を追認したという意味はあると思います。それ以上に群馬、埼玉の結果と合わせると奥多摩、秩父などの山林、山岳地帯の汚染状況が判明した意義は大きいと思います。
@daizo3さんのツイートからの情報ですが、この辺は東京都の水源でもあるのです。
東京都水道局 水・新発見 あなたの家の水道はどこから?


セシウム自体はアルカリ金属で空気中の酸素や水と激しく反応するので環境中には何らかの化合物として存在するのだと思います。(先日の藤田祐幸先生の講演会で個人的に質問したのですが、藤田先生から「水のなかでイオン化して溶解している場合、化合物の微粒子として存在している場合」の2つの可能性についてについて説明していただきました)

セシウム137と「ダーティボム」


チェルノブイリの例だと錆びた鉄(トタン屋根、門扉など)にセシウムが固着して洗浄しても落ちないという話がありましたが会員の方からセシウムは土壌の粘土質に固着して水で洗い流してもほとんど移動しないが、砂地の場合はセシウムの保持力?が弱いので作物への移行係数も高くなる=移動しやすくなるという情報もいただきました。

WINEPブログ 早すぎる結論

林野庁 森林内の放射性物質の分布状況及び分析結果について(中間とりまとめ)
セシウムが樹木や落ち葉に付着している事はわかってきたのですが、傾斜面で人力に頼るしかない除染や膨大な枝葉(落ち葉)の運搬貯蔵、あるいは上記のまとめで触れている生態系としての山林への影響など問題が山積しています。(旧ソ連は経済的な問題もあり山林の除染は断念したようですが藤田祐幸先生も「生態系の循環に入った放射性物質を選択的に取り除くのは非常に難しいのでは」というご意見でした。)

読売 セシウム、若葉には拡散なし…福島第一周辺
これは福島第一周辺の話なので気象条件や樹木種が違えば状況は異なると思います。かつてない事態なので情報が錯綜し一見矛盾する知見もありますが、いずれにしろ長期に渡る環境モニタリングは絶対必要で、国立環境研のレポートの最後の「私案」にありましたが、市民参加型の環境モニタリングとして「何をしたらよいのか、何が出来るのか」は今後も思考及び試行していきたいと思います。

同じく@daizo3さんのツイートからの情報で文科省と同じマップをもとに色彩を変えて東日本全体を「わかりやすく」したマップがあります。

東日本航空モニタリング色彩変更

このマップで千葉県だけ拡大したものを見ると木更津、君津はもちろんですが富津、いすみ市にも1万~3万Bq/m2 のスポットが点在することがわかります。(次回の南房総の放射線測定は一宮、いすみ、勝浦方面を予定しています)
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