子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

千葉市と隣接自治体の放射線測定への取り組みについて

昨日の記事の続きですが、9月22日の説明会の資料で、千葉市と近隣自治体の放射線測定への取り組み状況をまとめたものです。
自治体放射線対策

測定箇所数(施設)と定期的に巡回測定している場所とその回数を今月までの実績で表示してあります。巡回箇所も途中で変更、追加あるいは削減しています。はじめは測定場所x回数で簡単にポイント数を計算して比較できると思ったのですが場所や月毎に巡回回数が変わったり試行錯誤しているようで簡単に集計できませんでした。(1ヶ所あたりのデーター数も5(1)、50、100の3点と50、100の2点だけの差もあります。それ以外の特記事項は「その他」にまとめました。)
そういうわけであまり厳密なものではありませんが、どのように数えても人口は1番、面積は2番目の千葉市の最下位はゆるぎません。

それぞれの自治体のポリシー?によって測定ポイントを多くする場合とポイントを絞って回数を増やしている場合、船橋市の様に1施設で2ポイント(中央と砂場)測定している場合もありますし、四街道や袖ヶ浦は箇所は少なくとも(面積、人口が少ない)大部分を月1回以上のペースで巡回して測定しています。

遅すぎると言えばそれまでですが、8月以降千葉県が日立アロカのシンチレーションサーベーイメーターを自治体に貸し出すようになってから測定のペースが上がっているように思えます。
その他の理由としては8月26日の文科省通達(「1ミリシーベルトを目指す」)と連動して国(原子力災害対策本部)の
除染に関する緊急実施基本方針(原子力災害対策本部)(PDF形式:249KB) があります。

要点だけ引用すると

(ウ) 追加被ばく線量がおおむね 1 ミリシーベルト以下の地域
① おおむね年間 1 ミリシーベルト以下の地域は、放射性物質の物理的
減衰及び風雨などの自然要因による減衰(ウェザリング効果)などを
勘案すると、基本的に市町村単位での面的な除染が必要な線量の水準
ではありません。
② 他方、側溝や雨樋など局所的に高線量を示す箇所があることから、
国は、県及び市町村と連携し、住民を含めた関係者が安全かつ効率的・
効果的に除染を行えるよう必要な支援を行います。



千葉市の判断が「20箇所測って千葉市は『おおむね1ミリシーベルト以下』=除染の必要なし、3箇所測って局所的な高線量を示す箇所もなし=何もしない」であればこれ以上の調査は時間とお金のムダになります。

このブログで度々取り上げ、調査をおこなったみはる野地区(宇那谷町)は1000戸弱の住宅地ですが、生活圏に学校がなく、子ども達は国道16号を横断して片道40分かけてこてはし台の小、中学校に通学しています。当然生活圏や通学路の放射線量を知りたいという要望は住民の方から直接うかがっています。
花見川区でもこてはし地区は千葉市の初回の調査対象から漏れ、当然宇那谷町付近の測定データーは私達の様な民間ボランテァのものしかありません。私たちの会の測定結果は市当局の各部局にも通知していますが、その結果が考慮されているかは判りません。

確かに論理で市民を説得できれば何事も安上がりです。(これまでの千葉市当局の調査や主張が論理的なものかはひとまず置きます。)しかし、請願が3つ(そのうち1つは全会一致)採択されたという事は
こと子どもの健康や将来に関わる事については「市民に事実で納得してもらう、そのためのコストは社会が負担する」という判断を議会がしたという事にほかなりません。

千葉市当局が既成の方針を修正し議会の意向を尊重するのか今後注目していく必要があると思います。
(by otto)

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