子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

福島西部、山形の土壌放射能マップと空間線量の関係など

茨城県の航空モニタリング結果のつづきという以前の記事のつづきです。
元ネタは9月12日付の以下ファイルですが9月8日に山形県の結果も公開されています。

文部科学省による福島県西部の 航空機モニタリングの測定結果について(平成23年9月12日)(PDF:1221KB)
文部科学省及び山形県による航空機モニタリングの測定結果について(平成23年9月8日)(PDF:2159KB)

山形、福島西

以前、「福島でも南会津や喜多方の方が柏、松戸より線量が低い」と書きましたが、結構微妙な境界に位置しているように見えます。千葉県の調査結果が公開された後、必要があれば前言は取り消します。

ところで上記の文科省のHPを見たら
文部科学省による千葉県における航空機モニタリングについて(平成23年9月7日)(PDF:74KB)
というファイルがあったので「ええっ!」という驚きで早速中身を見ましたが「9月8日から1週間かけて調査する」というお触書だけで肝心のデーターはありませんでした。

あとやはり以前の記事で成田、印西での行政による土壌放射能濃度と空間線量が高い相関が認められるものの文科省の福島県での測定結果から求めた近似直線の傾きと合わないという話を書き、ペンディングになっていましたが、会員の方からメールで「みまもりファーム」さんが詳しい解析をしていると教えていただきました。

「空間線量率-セシウム土壌濃度の散布グラフ」を作成しました

大変な労作ですが、上記の疑問が解けました。詳しくは上記のURLの記事を読んでいただきたいのですが、結論部分だけ引用します。

全データから文部省が算出した係数(276008)では2.0μSv/hとなる。実際の運用で、限界値を2μSv/h(555KBq/m2)と決めたとしたら、実際のセシウム土壌濃度は福島市で660KBq/m2、二本松市で389KBq/m2と大きな差が出る。福島市の公園、緑地、川底の汚染、下水汚泥の汚染、側溝の汚染等の見積もりが甘くなる。実際のセシウム土壌濃度限度は、福島市の方が高くなり、28万7千人福島市が3万6千人の二本松市より危険になるのは適当でない。
福島市は二本松市に比べて都市化が進み、セシウムが雨で洗われ易いアスファルト道路やコンクリート等の構造物が多く、セシウムを付着、保持し易い農地、里山、森が減少している為と考えられる。
 文部省は、全国均一の係数を採用しようとしているが危険である。


つまり土地利用の形態、土壌、雨水の終端などの条件によって傾き(係数)は一律ではない、ということだと思います。
例えば文科省は「空間線量が1μSv/h以下では除染の効果が小さい」と言っていますが、赤土が剥き出しで降下物が地表に固着し ている場合と砂地で沈降速度が速い場合では空間線量に対する寄与度が異なるので一律に判断するのは問題があると思います。
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