子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

市場調査で千葉県産製茶が暫定基準値超え

追記:タイトルは「製茶」が正しいのですが、とりあえずこのままにしておきます。


記事では「抜き打ち検査」とありますが、厚生労働省の流通食品の「市場での抜取検査」において千葉県産、埼玉県産の製茶において基準値を3~5倍超える製品が検出されました。

毎日 セシウム汚染:製茶から基準超を検出 埼玉と千葉県産

千葉日報などによると5月24日に採取した長柄町産の生茶葉を千葉市内で加工したようです。

お茶とセシウムの関係についてはブログの以下の記事でふれてきました。
茶葉とセシウムの微妙な関係(その1)
茶葉とセシウムの微妙な関係(その2)
茶葉とセシウムの微妙な関係(番外編
勝浦市の荒茶で2,300ベクレル

そこで当会で作成した「千葉県土壌調査マップ」に長柄町の位置を表示してみました。(赤い星マーク)
長柄町
長柄町は下に示した農水省による農地の土壌調査の範囲からも漏れているようです。従って完全に推測ですが土壌自体は周囲と同様に100ベクレル/kg程度ではないかと考えています。
その場合上記の記事で述べたように3月20日以降に茶木の枝葉に直接付着したセシウム以外原因が考えられません
今回検出された製茶の製造時期は5月下旬ですが、7月以降も千葉県産の荒茶は勝浦などの2番、3番茶でも暫定基準値超えで出荷停止になっています。


県産農産物の放射能モニタリング検査結果(Excel版)chiba_tea.jpg

土壌からの吸収ではなく枝葉に付着したセシウムの影響が原因の場合は「深刈り、台切り」によってしか対処できないので、千葉県が調査や、農家への指導、また窓口になり東京電力に補償を求めることが必要ですが、森田県知事は補償について「欲を言えばきりがない」などと発言しています。正当な農業補償を求める事を「欲」と呼ぶ方が県知事というのは千葉県の営農者の方にとって大変不幸なことです。

野菜の話なので直接比較はできませんが放射線安全学会にある
「福島第一原発事故によって汚染された野菜に付着した放射性物質の除去法に関する中間報告」

に放射性降下物(浮遊した汚染土壌)の付着状態についての資料がありました。
jrsm01.jpgjrsm02.jpg

製法上水洗しない(出来ない)茶葉は他の農産物と比べて不利なのかもしれません。

農水省による
農地土壌の放射性物質濃度分布図の作成について
にある千葉県のデーターを見ても長柄町自体の調査結果はありません。

【別添2】農地土壌の放射性物質濃度分布図(県(地域)別) 千葉県(PDF:369KB)


ブログの読者の方からメールで指摘がありましたが、700ベクレル前後の柏、流山、松戸、佐倉と19ベクレルの鴨川が、同じ1000ベクレル/kg以下で単色表示という非常にわかりにくいもので、データーを見ないと詳細が判りません。
【別添4】農地土壌中の放射性セシウムの分析値(PDF:178KB)



関連記事

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://protectchildren311.blog.fc2.com/tb.php/141-d47b35f7
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。