子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

PocketGeigerの検出感度

先日の記事で紹介したスマートフォンに接続して使うRadiation-Watch.orgのPocketGeigerですが同サイトにオランダの公的機関での検証レポートがありましたので簡単に紹介します。下のグラフは「専門家向け資料」から引用したものです。

geiger_graph
グラフの横軸はμSv/h 縦軸は放射線の検出個数(時間当たり)で、両方とも対数目盛りになっていますので御注意ください。気になったのは1μSv/hの時、1分間の放射線計測数(counts per minute)が20で、これは一般的なガイガーカウンター(100)、ホリバやClearPulseの簡易型サーベイメーター(2000)と比較してきびしい数値です。(何度も同じURLですいませんが誤差シミュレーションについてはこちらのサイトをご覧ください。)
PINフォトダイオードを8個パラレルで使うなど感度を稼ぐための工夫は施されていますが0.1μSv/hで誤差15%に収束する時間が22分というのは...ですが
などと考えた方が良いかもしれません。エステー化学の線量計の仕様は良く判りませんが同じフォトダイオード検出器だとすると押して知るべしかもしれませんが情報公開を待って検討したいと思います。

セーラー万年筆あとセーラー万年筆が日立アロカのOEMで個人線量計を売り出すようですが、これは医療従事者の「計画被曝」のチェックに使うものです。時事通信の記事は勇み足で「こどもを外で遊ばせてよいか」の判断に使えるものではありません。
ただしセーラー万年筆のHPには明らかに誤誘導するようなくだり(イラスト)があります。この線量計は原発作業員の方、警戒区域、避難区域に立ち入る、行政、警察、消防の方、放射性がれきの撤去の当たる作業者、放射性汚泥の管理者の方向けです。
そもそも子どもはそんな場所に近づいてはいけません。
もし、あえて「売らんかな」で誤誘導しているとすれば企業としての見識を疑います。



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