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HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(27)大洗県立児童センターこどもの城周辺の再測定

2014年4月に測定した大洗町茨城県立児童センター「こどもの城」周辺を追加(再)測定した結果をまとめました。
以下に今回測定範囲の全体図を示します。(表示の都合で北を画面右に時計回りで約90度回転してあります)
大洗CC-00A  
数値は測定高さは50cmでの連続歩行によるもので、ルートは完全に一致していませんが、一部2014年の測定範囲とラップしています。
GoogleEarth用のKMZファイルでは2014年(通常の逆ドロップ型)、2015年(四角)とマーカーを使い分けデーターを統合したファイルを作成しました。(以下のリンクから利用可能です)
2015年11月16日_大洗CC周辺.kmz

GoogleFusionTables版ではマーカーやレイヤーを変える小細工ができないので非常に見づらく今回はマップの作成を省略シました。そのかわりラップしている範囲については2014年、2015年の画像を比較できるようにしてみました。(画像はクリックすると拡大します)

①こどもの城北側松林
2015年
OCC_01.jpg
整備された遊歩道ではありませんがこどもの城のフェンスに沿って踏み跡が続いてます。

②こどもの城西側歩道
2014年4月
OCC_05A.jpg
2015年11月
 OCC_05.jpg

②こどもの城東側歩道と松林
2014年4月
OCC_06A.jpg
2015年11月
OCC_06.jpg

④南東側松林(県道108号線)
2015年
OCC_02.jpg
今回追加で測定した範囲で2014年のデーターはありません。

⑤大洗町観光情報センター(県道108号線脇)付近
2014年4月
OCC_07A.jpg
2015年11月
OCC_07.jpg
2014年に観光情報センター近くの歩道で採取した約2000Bq/kgの松葉ですが、今回はあまり見受けられませんでした。

こどもの城周辺のHSF測定記録動画も作成しました。(後半画面に若干ノイズが入ります)


2014年に測定した大洗磯前神社(海洋博物館)周辺は今回時間の都合で追加測定は出来ませんでしたが、駐車場周辺でどんぐりを採取して放射能濃度を測定しました。
IMG_2863.jpg
採取したどんぐり
茨城県大洗町博物館
測定結果はCs合算で160Bq/kgで柏、松戸など東葛地域(30~60Bq/kg)と比較しても高い値になりました。
donguri_oharai.jpg

〈関連記事〉
HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(26)大洗アクアワールド周辺の追加測定
HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(25)ひたちなか市磯崎周辺の再測定

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HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(26)大洗アクアワールド周辺の追加測定

前回につづき、2014年4月にHSFで測定した茨城県大洗町の那珂川河川敷(水辺プラザ)に隣接する大洗アクアワールド(水族館)周辺の追加測定を行いました。(前回の測定については以下のリンクをご参照下さい)

HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(12) 大洗町「県立こどもの城」・水辺プラザ周辺

今回の測定範囲の全体を下図に示します。(図版は表示の都合で北を画面右に統計回りで90度回転してあります)
大洗AM_00
マップは2014年と今回とも測定高さ50cm、連続歩行のデーターの5秒毎の平均値をマーカー位置に表示しているなど条件は同一です。
一部測定箇所がラップしているためGoogleEarth用のKMZファイルでは2014年(通常の逆ドロップ型)、2015年(四角)とマーカーを使い分けています。(以下のリンクから利用可能です)
 2015年11月16日_大洗AW周辺.kmz

GFT版マップについてはマーカーの使い分けや複数レイヤー使用が出来ないためラップしていますがご容赦ください。
HSFによる大洗アクアワールド周辺の放射線量マップ(GFT版)

大きな地図で HSFによる大洗アクアワールド周辺の放射線量マップ を見る


①水辺プラザ(那珂川河川敷)周辺

大洗AM_01
最も線量の高い遊歩道脇松林の2014年、2015年の測定結果を比較してみました。
大洗am_2014-2015
1年半経過したためかわずかに低下していますが、Cs134 の2半減期が経過した今後は人為的な除染が行われないかぎり周辺線量の大幅な低下は期待できないと思われます。

②大洗水族館駐車場向かいの松林
大洗AM_02
前回の考察をなぞりますが、高線量の原因となっている松林の局所的な強い汚染は事故当時のプルームの流入方向と関連があるのではないかと考えています。

なお、今回の測定箇所の動画ファイルも作成しましたのでご参照下さい。



〈関連記事〉
HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(11) 大洗町海洋博物館周辺
HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(12) 大洗町「県立こどもの城」・水辺プラザ周辺
大洗町で採取した松葉と山菜(こごみ、つくし)の放射能濃度を測定しました
HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(13 ) ひたちなか市平磯海浜公園

HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(25)ひたちなか市磯崎周辺の再測定

手賀沼周辺の測定が続きましたが一旦停止して、昨年行った茨城県南部のHSF測定で宿題となっていた箇所をフォローしていきます。(手賀沼周辺の測定は継続しているのでまとめは後日再開します)

今回は2014年4月に行った茨城県ひたちなか市磯崎(酒列磯前神社)周辺の車載サーベイで検出されたスポットを歩行測定し数値を確認しました。
HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(19) ひたちなか市阿字ヶ浦周辺

HSF車載測定(100cm) 2014年4月
2014年4月車載
同箇所歩行測定(50cm) 2015年11月
2015年11月歩行

約1年半と時期がずれていますが2014年と今回のデーターを統合したマップを作成しました。(測定高さは両方共50cm)
2014plus2015_ひたちなか市磯崎
上記データーをまとめたGoogleEarth用KMZファイルを作成しました。(わかりにくいかもしれませんが2015年データーはマーカーが◯、2014年分は従来の逆ドロップ型と区別してあります)

2015年11月16日_ひたちなか市磯崎周辺.kmz

HSFによるひたちなか市磯崎(阿字ヶ浦)周辺の放射線量マップ(GFT版)

大きな地図で HSFによるひたちなか市磯崎(阿字ヶ浦)周辺の放射線量マップ を見る

今回測定箇所については動画記録を行いましたが、道路右脇の神社側斜面から強い輻射をうけている事がわかります。

動画記録はHSF内蔵ソフトウエアではなくテストを兼ねてBandicam(フリー版)による全画面キャプチャーを使用しました。今後LoiLoRecorderも使用し画質、CPU使用率、使い勝手なども比較していく予定です。

〈関連記事〉
HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(19) ひたちなか市阿字ヶ浦周辺
HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(12) 大洗町「県立こどもの城」・水辺プラザ周辺
HSFによる茨城県南部の放射線量マップ(11) 大洗町海洋博物館周辺

HSFによる柏市大津川(手賀沼)周辺の放射線量マップ(5)大津川左岸6号雨水幹線周辺(その2)

前回の逆井運動場から更に上流側(西側)の逆井多目的調整池を経由して大津川左岸6号雨水幹線の更に支流をトレースした結果です。河川とは直接菅家ありませんが南部クリーンセンター(リフレッシュプラザ)周辺の測定結果も合わせて収録しました。
以下全体の位置関係を示しますが、市街地および道路周辺はほぼ0.1μSv/h以下(水色)であるのに対し河川、植栽(山林)周辺で相対的に線量が高い(緑色、黄色)ことが判ります。(測定高さ50cm)
OS_00B.jpg
前回分のデーターと統合した6号雨水幹線周辺のGoogleEarth用KMZファイルを作成しました。
2015年10月25日_大津川6号雨水幹線.kmz

HSFによる大津川左岸6号雨水幹線周辺の放射線量マップ(GFT版)

大きな地図で HSFによる大津川左岸6号雨水幹線周辺の放射線量マップ を見る

連続歩行測定のほかに任意のポイントで静止し5cm、50cm、100cmの15秒間の平均値を測定した「平均値マップ」に今回分のデーターを追記しました。(フレーム右上の□アイコンをクリックすると全画面表示します。



以下 各測定ポイントの詳細について説明しますが、位置関係については下図をご参照下さい。
6G-W.jpg

①東武線-逆井調整池間
OS-01C.jpg
6号雨水幹線は東武野田線の盛土下の隧道を通過しています。
IMG_2715.jpg
下流側(東武線側)から見た6号幹線 画像左(右岸)は護岸が崩落したのか土のう(フレコンパック)での改修が施されていました。(画面奥が逆井調整池)
IMG_2723.jpg

②逆井多目的調整池周辺
OS_01A.jpg
調整池と接する河川敷で放射性セシウムの顕著な沈着が確認されました。(下写真赤丸の範囲)


IMG_2719A_20151103210835bc6.jpg
写真のような水辺の斜面なので正確に高さ50cmとは言えませんが、地表5cmでは0.52μSv/h程度あります。
IMG_2720.jpg
調整池全景(上流側から) 調整池自体は周辺より線量は高いもののコンクリート境界部など一部を除き顕著な沈着は確認されませんでした。
IMG_2712.jpg

③逆井河川浄化施設-送り橋付近

OS-02_2015110321273178a.jpg
写真対岸(右)が河川浄化施設、奥が送り橋
IMG_2706.jpg
急斜面ですが、かろうじて降りられる水辺ではそれなりのセシウムの沈着が確認できます。
地表5cm:0.30μSv/h 50cm:0.17μSv/h 100cm:0.11μSv/h
IMG_2704.jpg
同様の施設は大堀川にもありますが浄化施設では化学的、物理的方法(細砂ろ過)によりリン、浮遊物を除去し、生成した汚泥は我孫子市終末処理場で処理されているようです。
手賀沼水環境保全協議会 河川のリン除去施設

間接的に6号幹線が手賀沼の水質に大きく寄与していると考える事も出来ます。


④逆井中-柏陵高校入口交差点周辺
OS-06.jpg
逆井中脇 完全な人工護岸で、この先は上画像のように民有地際をぬうように流れているため川べりに近づくことができませんでした。
IMG_2701.jpg
柏陵高校入口交差点付近で道路とクロスする橋上から 水路、悪く言えばドブのようなものです。
IMG_2698.jpg
上写真箇所の周辺線量は0.07~0.09μSv/h(50cm)で底質の濃度は不明ですが環境に寄与しているとは考えにくいレベルです。
さらに上流側はGoogleMapで確認しても私有地をぬう人工護岸の水路でこれ以上の遡行は断念しました。

前回のまとめを敷衍する形になり、結論めいたものは出ませんが、数少ない情況証拠から
特に強い汚染源がなくとも平均降下量がそれなりの値で都市化が進行し、放射性降下物が継続的に河川に流れ込む場合、セシウムを補足しやすい地形、地質条件が整えば、それなりの沈着(濃縮)が生じる、つまり「溜りやすい所に溜まる」のではないかという実も蓋もない話が現時点での考察です。


⑤南部クリーンセンター(リフレッシュプラザ)
nanbuCC.jpg
こちらは河川と関係なく主目的ではないため、極簡単に敷地内をトレースした結果です。
清掃工場側から見たリフレッシュプラザと多目的広場(調整池兼用)
IMG_2692.jpg
前述の様に植栽部分は園地より高めとはいえ0.2μSv/h(50cm)を超える箇所はありませんでした。たまたま場外の歩道植栽(バス停前)で1箇所マイクロスポットを発見しました。
5cm:0.72μSv/h 50cm:0.25μSv/h 100cm:0.16μSv/h
20151025_114135.jpg
同箇所遠景
IMG_2695.jpg

大津川上流域の調査は今回で一区切りとし、次回以降は手賀沼周辺に戻って、手賀大橋、染井入落、片田新田付近を順次測定する予定です。

〈関連情報〉
柏市HP 柏市排水施設の空間放射線量マップ
逆井多目的調整池(PDF形式:182KB)
柏市HP 柏市第二清掃工場(南部クリーンセンター)の放射線量測定結果(平成27年10月分)

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